奇古堂で出会った、台湾茶を嗜む贅沢
たった1gで素敵な時間がつくれるもの、って何でしょう? 答えは「奇古堂」にありました。大きなペットボトルをテーブルに置くのはもうやめて、可愛い茶器と少しの茶葉で素敵な時間を過ごしてみませんか?<記事INDEX>
1gでいい、だからエコ。
こちらが奇古堂のエコ茶。台湾でトップクラスの茶葉を扱う |
台湾茶の代表格、凍頂烏龍茶は、台湾茶用の小さな急須に対し、3~4gの茶葉を使うと言われています。しかし、奇古堂で扱う茶葉(以下、『エコ茶』と呼びます)を使えば、1人分なら1g、2人分でも1g、5人分でも1.5gで淹れることができます。さらにお茶会では10名分を、何とたった2gで淹れるのだとか。100g1,000元(約3,600円)のお茶はたしかに高いと感じるかもしれませんが、2gの値段は、たった72円! 72円で10人もの人が「美味しい」と思えるのであれば、決して高い買い物ではないと思いませんか。
沈先生は中国語より日本語のほうがお上手です。今年75歳とは思えない若々しさ! |
また、普通の台湾茶ですと、5煎目くらいから味が落ちてきますが、奇古堂のエコ茶は、10煎位は楽しめます。良質の茶葉は、杯を重ねる毎に味は淡くなっても味のバランスが崩れないため、舌の上に甘さが残り、長く楽しむことができるのです。
⇒次ページでは、何故奇古堂の茶器とエコ茶は環境に優しいのか、その理由を探ります!