旅行だけでなく、ビジネスの拠点としても多くの人が訪れて滞在する台北。長期滞在者向けにオープンして8年を迎えるのが「伊通公寓」だ。伊通(イートン)マンションと呼ばれて、リピーターが後を絶たないほど人気のサービスアパートメントを紹介する。
安全や清潔さ、サービスのよさを重視すると、決して安くはない台北のホテル事情。その中でも伊通マンションは6000円ほどで安全、清潔、サービスのよさが得られる貴重な宿泊施設なのだ。
*2005年10月現在の情報
やさしい気遣い、オーナーの郭さん姉妹
(左)郭素蘭さん、(右)郭素瑛さん |
伊通マンションは、看板を大きく出していないので初めての場合は見つけにくいかもしれない。南京東路と伊通街の交差点、もしくは伊通公園が目印で、伊通公園に面している。隣には、豪悦飯店というビジネスホテルがあるのでこれを目印にしてもよい。
(左)入り口は一見するとマンションの入り口風 (右)目の前にある伊通公園
安心のセキュリティ
24時間体制でスタッフが常駐 |
チェックインは、エントランスに常駐のスタッフに告げると2Fの事務室から郭さんが来てくれる。事前に宿泊予約しているため、セキュリティ・スタッフに名前を告げればよい(スタッフは簡単な日本語ができる)。チェックインやチェックアウトの手続きは、基本的に2Fの事務室で済ます。
エントランスには、日本経済新聞、日本の週刊誌、台湾の情報誌、郵便受けがあるので滞在中はここで新聞などを読むこともできる。また、宿泊客を訪ねる来客とはここ(もしくはB1Fの共有スペース)で面会する。
客室は2タイプ
公園に面した角部屋は人気が高い |
部屋にはADSLのLANケーブルが完備されているので、インターネットアクセスも簡単。アクセス料金は無料なのがうれしい。
バスルームは、トイレ、シャワー付き浴槽、洗面台、給湯器をかねた給水機がある。アメニティも簡単ではあるがそろっている(ドライヤーあり)。シャンプーは、1回分のリンス・インタイプなので、気になる人は自分で用意した方がよい。バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3種類と足拭き用タオルは、毎日取り替えてくれる(バスローブや浴衣は置かれていないので各自持参のこと)。