ひと味違うロンドン土産の穴場！交通博物館(2ページ目)

実際に乗り込んで、ロンドナー気分を疑似体験！

こちらがヴィクトリア時代の乗合馬車。立ち入り禁止マークの手前までなら、実際に乗り込むことができます

展示は1800年代に始まって、階段を降りるにつれて、時代が現代へと進む方式。ロンドン交通の200余年の歴史を、駆け足で体験できる仕組みです。

タイム・マシーンを模したエレベーターでたどり着く最初の展示室は、1800年代、ヴィクトリア時代のロンドンです。乗合馬車には、実際に乗り込むことができました。妙にリアルなマネキンの隣に座ってみれば、気分はヴィクトリア時代のロンドナー?！

こちらの博物館では基本的に、立ち入り禁止マークが表示されている場所以外、実際に車両に乗り込むことができます。動き出すことはないけれど、なんだかワクワク。童心に帰って楽しめますよ！

馬に引かれた二階建てトラム Copyright: London Transport Museum. Photo: Andy Paradise

右の写真は、馬二頭が引っ張る二階建てのトラム。こんな昔からロンドンの乗り物は「二階建て」だったんですね～。残念ながら、こちらには乗車できませんでしたが、間近でじっくり眺めることができるので、じゅうぶん楽しめます。

階段を降りていくと、1863年に開通した世界初の地下鉄をはじめ、歴代地下鉄車両がズラリ。ほとんどの車両には実際に乗ることができて、時代の移り変わりを実感することができます。

こちらは70年代の地下鉄車両内

それぞれの車両の「乗客」であるマネキンたちにも注目！ ちゃんとその時代の服装と顔つき（？）を再現していて、リアル感は抜群ですよ。

歴代の乗り物が大集合！

地上階の広い空間には、20世紀に入って登場するタクシーやトラム、歴代の二階建てバスが大集合しています。

もちろん、どの車にもある程度まで乗り込むことが可能で、特にトラム（写真右）のデッキは、人気の記念撮影スポットです。

歴代の二階建てバスと長距離バス Copyright: London Transport Museum. Photo: Andy Paradise

右の写真中央は、つい最近までロンドン中を走っていた、「ルートマスター」という型の二階建てバス。車掌さんが巡回している旧型のバスで、ドアがなく、後部の空いた部分から乗り降りするタイプです。現在は一部の観光ルートを除いて廃止になってしまったので、なつかしそうにしみじみと見るロンドナーも見かけました。

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