ひと味違うロンドン土産の穴場！交通博物館(3ページ目)

ロンドン交通局とデザインの歴史

小さな展示室ながら見応え十分なのが、ロンドン交通局とデザインの歴史が分かる「トランスポート・バイ・デザイン（Transport by Design）」。駅のデザインの変遷や標識のいろいろ、ポスターの原型となったアート作品などが展示されている、デザインとアートの小部屋です。

また、地下鉄路線図やロゴのデザイン、フォントの誕生を紹介するビデオや、歴代のポスターが壁や床にプロジェクターで映し出されます。部屋の中央にあるベンチに腰掛けて、ゆっくり鑑賞がオススメです。

大人だって大はしゃぎ、運転体験コーナー！

この博物館の中で、一番の人気は、地下鉄の運転が体験できるシミュレーションのコーナーです。チケット販売機やエスカレーター、監視カメラのモニターが見られる駅員室などが再現された地下鉄駅のセット内に、運転体験コーナーがあります。

運転席に座ってレバーを握ると、窓にはリアルなCG画面が映り、いざ出発！ ただレバーを握っていればいいワケじゃなく、油断すると「スピードが出過ぎています」なんて警告が出てしまいますよ。子供だましのオモチャのように見えて実は結構難しく、大人だって真剣になってしまいます。

この本格的シミュレーターの他に、簡易シミュレーターも二台用意されています。いずれもすぐに順番待ちの列ができてしまうので、あまり真剣になりすぎて、後ろの子供たちに怒られないようにしましょうね！

こちらはバスの運転席です

展示の出口付近には、バスの運転席体験コーナーも設けられています。こちらは周りの景色は動きませんが、なかなか本格的な作り。小さい頃の夢は「バスの運転手さん！」だった人は、ぜひここで疑似体験を！

＞＞はしゃぎすぎて疲れたら……カフェで一息。