上級編(その1):有料の観光地に無料で入る方法
観光客として入るのは有料だけれど…… |
それは……「礼拝参列者として入場すること」です。
観光地として観光客に公開されていても、教会や寺院はそもそもは祈りの場です。毎日決まった時間に行われる礼拝(mass=マス)には、一般の信者さんが集まります。この時はもちろん、入場料はとりません。実際の礼拝で賛美歌やパイプオルガンの音を聞けるので、教会本来の姿が見られるいい体験になるでしょう。
ただし、「いかにも観光客」ないでたちや行動だと、丁寧に断られることがあるので、何か言われたら「礼拝に出席したいのです(I would like to attend the mass.)」と答えましょう。礼拝中、献金の箱がまわってくるので、小銭を用意しておくとスムースです。もちろん、大きな声でのおしゃべりや写真撮影は厳禁ですよ。
上級編(その2):人気のクラブにスンナリ無料で入る方法
さらに上級編が、ナイトライフをタダで楽しむ方法です。ロンドンのクラブの入場料は安いところで5ポンド、週末や人気のクラブになると10ポンド~20ポンドかかります。しかも、人気のイベントやクラブの場合には、エントランスに到達するまで長蛇の列!なんてことも当たり前。場合によっては、エントランスで入場拒否、という悲劇も起こるかもしれません。そんな心配を一気に解消して、タダで入場する方法は……「無料のゲストリストに載ること」です。
エントランス無料のゲストリストへのカギは、プロモーターが管理するゲストリストアレンジサイトに登録すると送られてくる招待メール。毎回無料というわけではありませんが、時々「22時までエントランス無料(free before 22:00)」とか、「女性に限りエントランス無料(free entrance for ladies!)」というウレシイ招待メールが届きます。
ロンドンに住んでるわけでもないのに、そんなの無理……と諦めないで。登録の時に、旅行中でもチェックできるメールアドレスを登録しておけば、メールだけでアレンジができるので心配ありませんよ。無料エントランスめざして、早速登録しちゃいましょう!
クラブに着いてからスムースなエントランスを保障するのは、「相応の服装と堂々とした振舞い」です。高飛車なクラブだと、いかにも旅行者然とした客は馬鹿にされることもあるので、毅然とした余裕ある態度で挑みましょう!
一旦中に入ってしまったら、残念ながらドリンク類はタダというわけにはいきません。女性の場合、うまく立ち回ればタダで遊べる可能性もありますが……「タダより怖いものはない」と、しっかりわきまえて遊びましょうね!
>>とはいえ、「そんなに怖くないタダのごはん」を食べるワザもあったりします。それは次のページに!