野良猫も住人と仲良し
香港の下町「牛頭角下邨」が2009年2月に取り壊されることになりました。人情と風情溢れるこのエリアを訪れるなら、もう今しかないです!

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  • 「牛頭角下邨」ってどんなところ?……P.1

  • 「牛頭角下邨」の魅力は住人&利用者に聞こう(前半)…P.2
  • 「牛頭角下邨」の魅力は住人&利用者に聞こう(後半)…P.3

「牛頭角下邨」ってどんなところ?

牛頭角下邨
生活感溢れる団地。今では住人は次々と退去している

床屋さん
牛頭角下邨
(写真上)古びた床屋さん。香港ですが、昭和の印象です/(写真下)住人が飼っている鳥を日向ぼっこさせる光景も
「牛頭角下邨」は東九龍に位置するエリアで、地下鉄「九龍湾」駅のB出口を出て道なりに進むと、3分ほどでたどり着きます。「牛頭角下邨」は1967年に香港政府によって建てられた団地。戸数は5,400で、部屋面積は8.2~39.4平方メートル。所得水準の低い人々の生活の場として用意されました。

地上階には、たくさんの屋台が軒を連ね、食、散髪、日用品の買い物など、生活に不自由しない造りになっています。かつてSARSに見舞われたこともありましたが、今尚たくましく人々は生活しているのです。

今回はこのエリアの温度を感じてもらいたく、住人や訪れた人たちのコメントと共に、紹介していきたいと思います。

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牛頭角下邨
  • 最寄り駅:九龍湾(カオルーン)B出口から徒歩約3分

次のページでは、「牛頭角下邨」の魅力を紹介していきます。