香港の娯楽といえばこれ!
伝統と格式の香港競馬
香港の摩天楼を背景に美しく浮かび上がるハッピーバレー競馬場 |
香港には、九龍サイドのシャティン(沙田)競馬場、香港島のハッピーバレー競馬場と、2つの競馬場があり、いずれもレース日は競馬ファンで大盛況。主にシャティンでは日曜日にレースが行なわれ、ハッピーバレーでは水曜日の夜にレースが行なわれています。日本からも競馬体験ツアーなどが企画されていますが、ツアーに参加しなくてももちろん入場は可能。日本とはひと味違う競馬文化に触れるのも、香港競馬の醍醐味と言っていいでしょう。
香港競馬には英国の伝統と気品が今も色濃く残っています |
一般客も入店OK
メンバー御用達の名店
美しいターフを見渡しながらの食事は格別です |
『満貫廳』は、これまではクラブメンバーが中心で、レースのときはメンバーしか予約が取れなかったレストラン。それがいまでは一般の利用客にも開放されるようになり、気軽にVIP気分が楽しめるようになったというわけです。
チーフシェフの張浪然さん |
馬場を間近に見下ろす
開放的なロケーション!
レストランは天井が高く、大きな窓からはレース場やコースを取り巻くビル群が一望。芝の緑が鮮やかで、思ったより広々としたコースに驚かされます。ナイトレース(ハッピーバレーは主にナイトレース)のある日には、ライトアップされた美しい馬場を見渡すことができます。目の前でレースが繰り広げられるので、臨場感もたっぷり。競馬好きにはたまらないレストランと言えるでしょう。
競馬場のレストラン、と侮るなかれ!(写真左上)「豚肉の炭火ロースト」(HK$70)/(左下)「貝柱とエビのムース 豆豉ソース風味」(HK$158)/(右)「手作り豆腐のディープフライ ミンチポーク添え」(HK$68) |
シェフのオススメは「豚肉の炭火ロースト」(HK$70)や「手作り豆腐のディープフライ ミンチポーク添え」(HK$68)、「ガルーパと季節の野菜の炒め」(HK$208)、「松茸とラムのパンフライ」(HK$138)など。どれも素材の味を引き出した、上品な味付けが特徴です。また、ランチタイムには飲茶も提供。エビ餃子(HK$32)やシューマイ(HK$30)などの定番をはじめ、常時35~40種類の点心が並びます。2週間毎にメニューが変わるので、何度訪れても楽しめるでしょう。
2週間ごとにメニューが変わるという点心もハイレベル! (写真左)「タロ芋とミンチチキンのコロッケ」(HK$22)/(中)「ほうれん草と野菜の蒸し餃子」(HK$28)/(右)「蒸しカステラ」(HK$20) |
レストラン内には馬券カウンターも設置されているので、その場で購入することも可能。馬券を買わなくても、馬の走る勇姿だけでも一見の価値があります(ただしレースの日、18歳以下の子どもはレストラン内に入ることができないのでご注意を)。また、レストランの隣には競馬博物館(無料)もあるので、香港競馬の歴史なども垣間見ることができます。競馬ファンだけの社交場にしておくのはもったいない『満貫廳』。開放的なロケーションが楽しめる穴場として、ぜひ覚えておきたいレストランです。
※HK$ 1=12.78円(2008年3月21日現在)
『満貫廳』(Moon Koon Restaurant)
アクセス:地下鉄コーズウェイベイ駅から徒歩15分[MAP]
住所:2/F., Happy Valley Stand, Happy Valley Racecourse, Happy Valley, HK
営業時間:12:00~14:45(LO)、18:30~22:15(LO) 日曜・祝日は10:30~15:15(LO)、18:30~22:15(LO)
TEL:852-2966-7111(レストラン)
※レースの日は、ジョッキークラブのホットラインにて予約を(TEL:852-2966-1817)。レーススケジュールなどは、以下のサイトで確認できます。
『満貫廳』案内ページ(香港ジョッキークラブサイト内)(英語)
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