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個人で行く場合、よほどの混雑でもない限り1階の席を案内されます。そこはほとんどの場合、空いていて香港の中華料理店にありがちな、会話するのも難しいくらいの喧騒とも無縁の静かな世界が広がっています。
するとウェイターさんがお茶と生姜の漬物を持ってきてくれて、それをつまみながらメニューを見開きます。ここでもっとも重要なポイントがあります。メニューは完全に日本語対応、そしてメニューにはわら半紙と鉛筆がはさんであります。注文はここにその料理の番号を記すだけでいいのです。これで得体の知れない不気味な料理に出会う必要がないことはポイントが高いです。
残念ながら香港の一部レストランの日本語メニューはコースや高いものだけを載せてある悪質なものもあります。通常、日本語のメニューはそういう意味で要警戒なのですが、「ロンゲイ」のメニューはその心配は要りません。ミスプリが多いのですが内容をよく理解できます。