カピオラニ王妃像
ワイキキの東端、ダイヤモンドヘッドの裾野に広がる緑豊かなカピオラニ・パーク。この公園からビーチを眺めている女性の銅像は、ハワイ王国7代目の王カラカウアの妻、クイーン・カピオラニ(1834~1899)です。■「Kulia i ka nuu」 最高のための努力を
銅像の台座には、カピオラニのモットーである「Kulia i ka nuu ~STRIVE FOR THE HIGHEST~」(最高のための努力を)の言葉が刻まれています。その言葉通り、かねてから母体と乳児の保護のために産院設立を目標に活動していたカピオラニは、1890年にカピオラニ・マタニティ・ホスピタルを設立。当時は小さな産院でしたが、現在はハワイ随一の小児科・産婦人科専門病院、カピオラニ・メディカル・センターへと発展しています。
■王妃の名を冠した憩いの公園
毎年5月1日にカピオラニ・パークで開催されるレイ・デー・セレブレーション
また、公園脇のカパフル通りには、王妃の名が付けられたクィーン・カピオラニ・ホテルがあり、クラシカルなロビーに王妃の大きな肖像画が飾られています。2階のパブリックスペースでは、王妃やカラカウア王、カイウラニ王女など王族の肖像画を見ることができますよ。
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■QUEEN KAPIOLANI STATUE(カピオラニ王妃像)
アクセス:ワイキキ東端、カピオラニ公園のカラカウア通り沿い。ロイヤル・ハワイアン・センターから徒歩約15分