文章:森谷 雄(All About「ハワイ」旧ガイド)
「ヒー・ヒン」とは、英語で「ダブル・ハピネス」の意味 カパフル通りの「サム・チョイズ・ダイヤモンドヘッド」と同じビルにある |
ロコたちから絶大な支持を得て、毎年ハワイの「ベスト・チャイニーズ・レストラン」を受賞しているのが、ワイキキから車で5分弱のカパフルAve.にある「ヒー・ヒン・レストラン (HEE HING RESTAURANT)」。
ワイキキ近くにありながら、ボリューム満点でリーズナブルなローカル価格。ファミリーやグループでワイワイ食べたい、そんな中華レストランを紹介しましょう。
1963年創業の老舗中華レストラン
ガイドブック等では、あまり取り上げられることがなく、ツーリストには知名度の低い「ヒー・ヒン・レストラン」ですが、実は、1963年創業の老舗中華レストランで、現在のカパフルAve.には、1982年に移転。300人を収容するバンケットルームもあり、ロコたちがお祝い事やイベントで利用するポピュラーなレストランなのです。右/ロコが選ぶグルメ大賞「イリマ・アワード」の中華レストランNo.1を連続受賞
中華のジャンルは、広東料理。毎日10時30分のオープンから14時30分までは、ワゴンで運ばれてくるたくさんの点心から、好きなものを取って楽しむ香港スタイルの飲茶も人気です。
1皿4人前は当たり前!驚きのボリューム
我が家が訪れたのは、平日夜、閉店1時間前の20時30分頃。広い店内では、中国系のファミリーや仕事帰りの方々がテーブルいっぱいに料理を並べて楽しんでいらっしゃいました。さて、今回注文したのは、ワンタンスープに揚州チャーハン、エビと野菜炒め、そして、骨なしのレモン・チキンの4品。これにチップを加えて37ドル※だから、とてもリーズナブル! 一部シーフード系に20ドルほどの豪華料理もありますが、その他は、各料理とも7~9ドルの良心価格。日本語メニューもあるので、安心して注文できます。
※ 我が家の場合、勘定書に15%のチップが加算されていました。
左/エビと野菜炒め$8.95 プリプリのエビと青梗菜やブロッコリーが入った塩味の炒め物
右/骨なしのレモン・チキン$7.85 揚げた鶏肉を甘いレモンソースにマリネ これは美味!
さらに驚いたのは、1皿4人前はあるであろうそのボリューム! ファミリーやグループでシェアすれば、いろいろな味を楽しむことができます。もちろん、どの料理も美味しく、日本人好みのあっさり味。お子さんや年配の方にもおススメです。ただし、我が家が注文したワンタンスープには、ワンタンのほかに中国の赤くて甘いチャーシューがゴロゴロ入っていました。あのチャーシューが苦手な方(私です……)は、ご注意くださいね。
<DATA> ヒー・ヒン・レストラン
(HEE HING RESTAURANT)
所在地:449 Kapahulu Ave. ヒー・ヒーン・プラザ内
地図:Yahoo! Maps
電話:808-735-5544
営業時間:10:30~21:30 (飲茶: 10:30~14:30)
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