ダイヤモンドヘッド登山でワイキキ絶景体験!
ワイキキの東にそびえ立つダイヤモンドヘッド。標高232メートルのこの山には、頂上まで1.3キロ、片道約40分の初心者向けハイキングコースがあります。整備されたコースだから、幼稚園児から年配の人までチャレンジOK。頂上には、登った人にしか味わうことのできない絶景と爽快感が待っています。まずは、ダイヤモンドヘッドの歴史を知ろう
すり鉢状のダイヤモンドヘッド。褐色の山肌も降水量が増える冬には草木が茂り緑色に
見晴らしの良さから、1900年初頭にアメリカ軍の監視基地となり、頂上付近には、今も砲台や攻撃統制室の跡などが残っています。軍撤退後、1968年に国立自然史跡に指定されました。
ワイキキから手軽に行けるパワースポット
ダイヤモンドヘッドは、パワースポットとしても人気。登山道入り口があるクレーターの底部分に立つと、山頂部分を激しい爆発で吹き飛ばした地球のエネルギーを感じます。古代ハワイでは、山頂に火をともして灯台の役目をしていたそう。火が消えないよう風の神を祀ったヘイアウ(神殿)もあったと言います。また、ハワイ神話に登場する火山の女神ペレが、住む場所を探すためにクレーターを掘ったという話も残されています。ダイヤモンドヘッド登山のおすすめ時間、服装と持ち物
登山口にあるビジターセンター。裏手にトイレも
よくビーチサンダルやヒールのあるサンダルで登っている人を見掛けますが、岩盤を切り開いたようなゴツゴツした場所があり、とても滑りやすいので運動靴がおすすめです。ホテル出発前にしっかりと日焼け止めを塗って、紫外線対策を忘れずに。ミネラルウォーターは、登山道入り口の自動販売機でも購入可能です。
頂上めざして、いざ、出発!
ハイキングは、クレーターの底部分に位置する登山道入り口からスタート。ビジターセンターで登頂料1ドルを支払い、ダイヤモンドヘッドの歴史や監視基地についての解説、登山コースが書かれたパンフレットを入手します。トイレは、ここにしかないのでご注意を。最初は広くなだらかなコンクリートの道ですが、5分ほどで石ころだらけのクネクネとした道に変わります。さらに登っていくと、岩と砂利のゴツゴツとした細道に。道の終点には、第1の難関、76段の階段と70メートルのトンネルが待っています。
長く急な99段の階段。迂回ルートもあるのでご安心を