登場シーン4:アシュレイ家の牧場ファラウェイダウン
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ファラウェイダウンのホームステッドは、このエリアのメイン・タウンとなる「カナナラ」郊外にある、個人所有地「カールトン・ヒル」に建てられました。背後に荒々しいコックバーン・レンジを抱く雄大な風景に監督が一目ぼれし、この地にセットが設営されることになったそうです。
当時のキンバリー・スタイルを忠実に再現したホームステッドは、その素晴らしい景観と共に何度となく映画の中に登場します。しかし、監督が大層気に入り、ホームステッドを建てたその場所は、実は、普通は家を建てない場所だったとか…。
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カナナラは、現地のアボリジニの言葉で「水の集まる場所」を意味し、アウトバックでありながら意外なほど水量豊かな地でもあります。そんなカナナラでは、ドローヴァーがサラを乗せてファラウェイダウンへ向かう印象的なシーンも撮影されました。
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こんな風に過酷な環境下にあるキンバリーですが、独自の自然が育んだ素晴らしい風景が広がっている場所でもあります!『死ぬまでに一度は行っておきたい場所』として、欧米の旅慣れた旅行者に密かな人気エリアというのも、実際そこに立ってみると納得できるはずです。
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