地底に暮らす人=地底人とは?

木村拓哉さん出演のTVCMで話題になった『地底人』。地底に棲んでいるから地底人だとすれば、その地底というのは一体どこ?

…その地底に作られた都市が、オーストラリア中央部にあるのだ!

人々は地底に作られた家に暮らし、教会や墓地、そしてホテルやパブまで地下にある町。それは、まさに地底都市だ。そんなところに住む人達を『地底人』と呼ばずして、何と呼ぶのだろう。本当に地底に暮らしているのか?もしそうなら、どんな人がどんな暮らしをしているのか??謎に包まれた部分は大きい。

そんな謎(?)の地底都市にガイドが潜入!アウトバックのど真ん中、クーバー・ピディの全容を2回に渡ってお届けします!!

≪INDEX≫

果てしなく続く荒野
前編:
  • 地底都市クーバー・ピディを目指して
  • 次の町まで370キロ、果てしなく続く荒野
  • 120km先の町灯りが見える場所
  • まさに、エルドラド!世界有数の宝石に抱かれた町

  • 後編:
  • 地下数十メートルの暮らしにお邪魔 -地底に作られた家はこうなっている!
  • 意外と快適な地底暮らし
  • 地の底に訪れる暗黒の恐怖
  • 地下教会や郵便局、ホテル…そこは、まさに地底都市だった!
  • クーバー・ピディへの行き方・地図、その他お役立ち情報



  • 地底都市クーバー・ピディを目指して

    どこまでも真っ直ぐな道をひた走る!

    オーストラリア中央部砂漠地帯に位置する地底都市。それは、360度見渡す限り何もないだだっ広い荒野と、灼熱の太陽が容赦なく照りつける過酷な気象条件の下に忽然と現れるエルドラドだ。

    南オーストラリア州アデレードからオーストラリア中央部レッド・センターを目指し北上する。約330kmあたりのポート・オーガスタ/Port Augustaという街を過ぎると、周囲の景色は一変。アデレードからは比較的緑も多く、海沿いの温暖な地中海性気候だったのが一転し、内陸からの乾燥した空気に包まれていく。

    ここからが本格的なアウトバックへの入口。厳しい気候と何もない荒野、生半可な気持ちでは途中で野垂れ死ぬかもしれない…そんな気持ちにさせられる危険な空気が漂っている。実際、この先のアウトバック開拓時代には、過酷な労働条件も重なり、何人もの尊い命が奪われた。しかし、ここでひるむわけにはいかない。地底都市を目指して、アウトバックを突っ走るのみ!

    次の町まで370キロ、果てしなく続く荒野

    オーストラリア中央部砂漠地帯にある
    クーバー・ピディ

    まず目指すのは、地底都市までの道中最後の町ウーメラ/Woomera。ポート・オーガスタからウーメラまでは約175km、その先目的地クーバー・ピディまで370km。トータルで545kmという、日本列島に置き換えれば東京~大阪間にも匹敵する長い道のり。途中にはウーメラの町以外、町はおろかロードハウスと呼ばれる休憩兼給油所すらない。

    ただただ、何もない荒野が広がっているのみ。見えるのは360度の地平線だけだ。そんな荒野をただひたすら走る!その先にあるというエルドラド=『地底都市・クーバー・ピディ』を目指して。

    アウトバックの長い長い移動を経て、ようやく辿り着いた地底都市・クーバー・ピディとは一体どんなところなのか?地底に暮らす人を直撃取材!続きは次のページで。

    >>世界有数の宝石に抱かれた町クーバー・ピディ/Coober Pedy→