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レストランでの食事マナー服装は?子供OK?(2ページ目)

海外のレストランでの食事。どんな服装でいけばいいの?子供連れでも大丈夫?2人で分け合うのはダメ?等、気になることが沢山!そこで、オーストラリアにおけるレストランでの食事マナーについてまとめてみました。

執筆者:平野 美紀

レストランに子供連れでもOK?

小さなお子さんを連れての海外旅行の場合、とくにヨーロッパ諸国では「子供お断り」のところが多く、行きたいレストランがあっても断念せざるをえないことがあります。せっかく遥々遠くまで来たのに、行けないなんて本当に残念なこと。

でも、オーストラリアではそんな心配はほぼ無用です!何ヶ月も前から予約しなければならないような高級レストランを除き、ほとんどのレストランで子連れ歓迎の姿勢があります。子供連れでシドニー旅行し、レストランで食事した方から、「スタッフが子供の面倒を見てくれたりして、嬉しかった」という声を聞くこともしばしば。

ガイド自身、国内外のセレブがお忍びで訪れるようなレストランで、幼稚園くらいの子供の誕生パーティーをやっているのを目撃したこともあります。きちんと椅子に腰掛けて大人しくでき、泣き叫ぶような子供でない限り、断られることはないはずです。

それでも心配なようであれば、予約時にさりげなく聞いてみるのがおすすめです。


同席者同士で1品をシェアしても大丈夫?

例えば2人で違うものを頼んで両方味わいたい!ということ、結構ありますよね。でも、コース料理のようになっている場合、それぞれが「前菜」「メイン」「デザート」といった感じで頼まないといけないような感じがしませんか?とくに海外では、分け合うなんて恥ずかしいこと、という意識を持っている人も多いのではないでしょうか?

たしかにフランスなどでは、「同席者同士で料理をシェアしたり、分け合うのは不作法」とされ、食事のマナーとして避けたいものとされています。ですが、そんな堅苦しいマナーは“ぶち壊す!”のがオーストラリア流。

同席者同士で料理をシェアしたり、分け合うのは全然恥ずかしいことではありません!しかも、各自がコースで「前菜」「メイン」「デザート」と頼まなければいけないようなこともまったくなく、例えば2人で前菜1品をシェアし、それぞれがメインを1品ずつオーダーしてもOK。もちろん、お腹の具合にあわせてデザートをさらにシェアしたっていいのです。

オーストラリアの料理は1品の量がとてつもなく多いところも結構あるので、このシェアOKという姿勢は、胃袋の小さい日本人にとって本当にありがたいもの。取り分け皿が必要なら、スタッフに頼めば、快く持ってきてくれますので、是非、周りのオージーに見習って、シェアしながら何品も味わってください。

また、レストランでのオーダーの仕方として、知人のオージーはあまりお腹が空いていない時などに、「前菜」を2品+「デザート」にすることもあるとか。こんな風に型にはまらずに、気軽に食事できるのがオーストラリアのいいところでもあるのです。

そして、自分の好きなワインを持ち込み可能なBYO(下の記事参照)というスタイルも、合理的なオージー流食事マナーのひとつ。肩肘張らずにリラックスして、おいしいものをたくさん食べてくださいね!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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