日本人の苦手No.1「ランドアバウト」はこれで克服!
オーストラリアでの運転で、一番気をつけなければならないのは「ランドアバウト/Roundabout(発音はランダバウト)」と呼ばれるロータリー状の交差点。これは日本にはないシステムなので、「どうやって交差点に侵入したらいいか、わからない…」と不安を口にする人がほとんど。
ランドアバウトがある場所は、手前に右のようなサインが出ています。ランドアバウト通過の最重要ポイントは、「時計回り」で「右優先」の2点。ロータリー内を走行する際はいつも時計回りに周ります。そして侵入する時は、とにかく右から来る車優先ということを忘れなければ大丈夫。
侵入したら、出口(曲がりたい道)の手前で左にウインカーを出します。それまでは、右ウインカーを出しておきます。例えば、90度右方向に曲がりたい場合は、まずランドアバウトに侵入し、右ウインカーを出しながらロータリー状のサークルを270度周って、出口に近づいたところで左ウインカーを出して曲がる。という感じになるのです。
もし、出損なってしまったら…、、そのまま、ぐるぐると出られるまで周り続ければOK。これで怖いものなし!? です。
以下のページにラウンドアバウトの仕組みが動画でわかやすく表示されていますので、ご参考に。
▼ラウンドアバウト
by 日本語Wikipedia
無制限もあり!? オーストラリアのスピード制限
オーストラリアにおける道路のスピード制限は一般的に、市街地では60km/h、郊外では100km/hとなっています。ですが、タスマニアでは都市部 50km/hなど、州によっても多少異なること、そして制限速度標識が出ている場合は、それに従わなければなりません。
また、「スクールゾーン」といって学校付近は、朝夕の登下校の時間帯に限り、20km/hなど極端にスピードを落とさなければいけない場所もありますので、要注意です。このスクールゾーンは、違反してしまいやすいポイントなので、標識を見落とさないようにしてくださいね。
アウトバック地帯など、民家もなく何十キロも町がないような場所では、「速度無制限」という標識が立っていることも。これは自己責任においていくらでもスピードを出しても構いませんという意味です。が、そんな場所で事故でも起こしたら、救急車はおろか、数日間誰も通らない…なんてことにもなりかねず、大変な事態になることを覚悟して。
⇒次のページでは、ハイウェイについて、そして日本人が起こしてしまいやすい違反などをまとめました!