サバンナの湿原で、オーストラリアの生き物達と出会う
ラグーンで水辺の自然を堪能
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ブッシュにカンガルーが!
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このマリーバ・トロピカル・サバンナ&ウェットランド・リザーブでは、きままに歩いたり、カヌーを借りてラグーンに繰り出し、のんびりと心ゆくまで豊かな自然に触れてみたい。
そして、是非ともトライしてみたいのが、夕方から行われる『トワイライト・リザーブ・サファリ』。一般客の来場をクローズした後、誰もいなくなったサバンナ&ウェットランドをこのサファリ・ツアーに参加する人たちだけに解放するというもの。
まずは、ビジター・センターからスロー・ボートでラグーンへと乗り出す。水辺を渡る風が頬に心地いい。ここでは、水辺の草花や木、そして水鳥たちをゆっくりと観察。
ひとしきり水辺の自然を愉しんだ後、陸上に戻って今度はミニ・バスに乗り込み、オープン・フォレストの生き物達を観察。周辺には、巨大なアリ塚も点在し、数十種類のフィンチやブラック・コッカトゥー(黒オウム)などの鳥類をはじめ、カンガルーやエミューなどに出くわすことも!
さらに移動して別のラグーンへ向うと、そこでは、ブローガ(ゴウシュウツル)やジャビルー、ペリカンなどの大型の鳥をはじめ、黒鳥やカワセミ、オイスター・チャッキャーなどのオーストラリアらしい鳥達も見ることができる(*)。
絵葉書のように美しい大自然
観察小屋から湿原を眺める
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ラグーンの傍らに設えられた観察小屋から、じっと湿原を見つめる。鳥達が水辺を行き交う羽音や鳴き声だけが静まり返ったラグーンにこだまする――
そこから眺める風景は、まるで絵葉書のようでもあり、聞こえてくるのは自然の囁きだけ…。
そんな風に、ゆっくりとこの地の自然を堪能した後は、ガイドが用意してくれるビリー・ティーで一休み。大自然の中で拾った木々を薪(たきぎ)にし、素朴な缶に紅茶葉をそのままぶちこんで入れる野性味あふれるビリー・ティーは、こんなブッシュで飲むのが最高にウマイ♪
ひとしきり大自然の中のアフタヌーン・ティーを愉しんだ後、別のルートを辿りながらビジター・センターへと戻る。ここで2時間のガイド・ツアーは終了となるが、この後からがこのトワイライト・サファリのクライマックス!
ブッシュで入れるビリー・ティー
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(*)=季節により、見られる鳥や動物等は異なります。