ロス・ビレッジ・ベーカリー
キキのパン屋とは?

このロスには2軒のパン屋があるのだけれど、1軒はどちらかというとパイ屋さん的な品揃えで、もう1軒の方は、150年もの間パンを焼き続けてきた古い窯を持つ歴史あるパン屋さん。この150年の歴史を誇るパン焼き窯は、タスマニアで最も古く、オーストラリア国内でも最古級に入るアンティークでもある。

その歴史あるパン屋『ロス・ビレッジ・ベーカリー』が、キキのパン屋さんでは?と言われている店だ!古くから街道沿いの宿場町でもあったロスの町の中心部、メイン通り沿いにある。

この『ロス・ビレッジ・ベーカリー』はパン屋なのに、なんと宿泊施設がある。この店の横には、元々この宿場町の旅籠(はたご)として親しまれてきた1832年建造のジョージ王朝風の建物が隣接しており、現在は、ここを『ロス・ベーカリー・イン』と名を改め、B&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)として旅人を受け入れている…というわけ。

ロス・ベーカリー・イン
こんな風に、たしかにパン屋に部屋がある。でも、このジョージ王朝風の建物では、キキの下宿というイメージとは程多い。なにせ、キキが住んだ部屋は屋根裏部屋…。そう思う人も多いことでしょう(笑)。

そう、アニメの中でキキが下宿したのは屋根裏部屋。でも実は、この『ロス・ビレッジ・ベーカリー』には、上記のB&B『ロス・ベーカリー・イン』ではなく、表からは隠された部屋があったのです! B&Bであるジョージ王朝風の建物の横からパン屋の裏手にまわり、外からパン屋の建物の屋根裏へ…。そう、そこにはまさに、キキが住みついた部屋と同じく、“パン屋さんの屋根裏部屋”が!!

ロス・ビレッジ・ベーカリーの店内
しかも、ちゃんとキレイに改装され、宿泊できるようになっており、こうして訪ねてくる日本人からこの話(アニメに登場しているという噂)を聞いたオーナーのクリスさんは、日本人が次々と「キキの…」と押しかけて来ることから、この屋根裏部屋を“キキズ・ルーム/Kiki's Room=キキの部屋”と命名してしまったほど(笑)。ただし、この屋根裏はわざわざ作ったわけではなく、もともとあったらしい。

部屋は、パン屋さんのキッチン=パンを作る部屋の真上。室内にはパンの焼ける香ばしいにおいが漂ってくるKiki's Room―― 一体、どれほどアニメと似ているのか?

■いよいよ、キキの屋根裏部屋に潜入!→