■紅の豚 話の舞台は、第1次世界大戦後のイタリア。なぜか豚になってしまった元空軍のエースが賞金稼ぎのために空賊と戦い、空中戦を繰り広げる。その主人公が深紅の飛行艇を自由自在に操る、通称『ポルコ・ロッソ=紅の豚』。…というのがこの物語のあらすじ。 舞台がイタリアであるはずの『紅の豚』のどこがオーストラリアと関係があるのか? まずひとつめは、ポルコが乗っている深紅の飛行艇。この赤い飛行機はオーストラリアで、よく見かけられる「タイガーモス」という飛行機がヒントになっているのではないかと言われている。(赤いタイガーモスで遊覧飛行するツアーが、ケアンズから出ている。ただしこのポルコの飛行艇は、サボイアS.21戦闘飛行艇という機種)そしてポルコが戦う空賊が乗っている水上飛行機こそ、オーストラリアの海岸沿いの都市なら、どこでもたくさん飛んでいる。 そして、ポルコが飛び立つシーンに登場している海岸にそそり立った岩、これがメルボルンからの観光地としてお馴染みの“グレート・オーシャン・ロード” の「ロンドン・ブリッジ(右) または、ロック・アード・ゴージ」と呼ばれる岩付近にそっくりなのだ!そして更には、ポルコが出入りしているパブにそっくりなパブが、この“グレート・オーシャン・ロード” 沿いの“ポートキャンベル”という町にあるという。【詳細レポート】 |
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