そりゃあやっぱり、子羊でしょう!
一皿にモリモリ!3人分はあります |
アバッキオ・アッラ・スコッタディート
Abbacchio alla Scottadito
アバッキオとは、乳飲み子羊のこと。イタリア語ではアニェッロagnelloと言いますが、ローマではアバッキオabbacchioと呼びます。正確には「アッバッキオ」と発音します。いわゆるローマ方言ですね。
そして、スコッタディートとは、scottaditoと書きますが、スコッタscottaは「煮すぎた、焼きすぎた」という意味。ディートditoは「指」の意味。つまり、「指が焼ける!」ということで、「アッチチチチチッ!」という意味です。
アバッキオ・アッラ・スコッタディート(文法的にはアッロ・スコッタディートですが、メニュー上はアッラ・スコッタディートになってる店が多い)で、「(指が)アッチチチチ!となるくらい熱々の子羊」の意味です。冗談みたいな変なメニューです。ま、要するに、子羊は食べにくいので手で食べるものですが、「熱々で指を火傷するから気をつけナッ!」という意味が込められているわけですね。
ところで、私は子羊肉も実は嫌い。苦手なものが多くてスミマセンね。カルチョーフィとは違って、試す気にもなれないので、正直なところ「ダ・エンツォ」の子羊が美味しいのかどうか、わかりません!しかし、子羊肉好きというのは結構いて、そんなローマ人および在住日本人たちが「コレはうまい!」と絶賛しているので、ご紹介してみました。
子羊肉嫌いなアナタなら、おススメはこちら!
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