イタリアの現地通貨はユーロ
イタリア旅行が決まったら、美味しいお店や観光スポット、かしこい周り方などなど、必要な情報を集めるなかで、意外とギリギリになってから気づくこと。「あ、そうだ。そういえばお金どうしよう?」
イタリアでのお買い物・お支払に日本円は使えませんから、円からユーロへの両替が必要です。両替や現地ATMの使い方、クレジットカードなどイタリアでのお金に関する情報をご紹介します。
<目次>
- クレジットカードとユーロ現金を用意しよう
- ユーロ現金はいくら必要?現地での支払い予想を立てて
- 両替は出発前が意外にお得?宅配もできる両替専門店
- 現地で現金が足りなくなったら?現地の銀行ATM機へ
- 知っておこう!イタリアのATM機事情と利用時の注意点
クレジットカードとユーロ現金を用意しよう
用意しておきたいのは、クレジットカードとユーロ現金。
メインはクレジットカードで。日本でのお買い物と同じくPINコードかサインで決済でき、とても便利です。スーパーマーケットや駅の切符自動販売機、観光地のチケット売り場でもカード払いが可能です。旅行保険付帯のカードは海外旅行にはマストアイテム。種類は、VISAが最も有力です。
ユーロ現金も必要。タバッキやバール、市場などで少額の買い物をするときや、タクシー代やチップは現金での支払いになります。ある程度のユーロ現金を持っておくようにしましょう。
ユーロ現金はいくら必要?現地での支払い予想を立てて
イタリアに到着した際にまず必要になるのが、空港でのカート代や空港からホテルまでの移動、到着直後にバールでひと息ついたりしたいとき。また、ホテルのポーターにチップを渡すときにも少額のユーロが必要になります。
目安の金額は、送迎ついたツアーやすべて自力の個人など、旅行タイプによっても変わってきます。自分なりの予算を立ててみましょう。
両替は出発前が意外にお得?宅配もできる両替専門店
両替は、ホテルや現地の両替商、一部の銀行でできますが、レートが高かったり探すロスも考えられます。貴重な旅行時間をより有効に、しっかり手元に準備していきたい場合にオススメなのが、GPA外貨両替専門店。外貨宅配サービスで、自宅にいながら両替ができる便利なサイト。レートも比較的お得な上、時々”キャンペーンレート”も登場し、思いの外お得に両替することができます。
現地で現金が足りなくなったら?現地の銀行ATM機へ
いくら予想を立てても予測に反して足りなくなることはよくあります。とはいえ、多めの現金を持ち歩くのは、オススメしません。紛失・盗難にあった場合、現金はリカバリーできません。そんなときは、クレジットカードのキャッシングや国際キャッシュカードで、現地ATM機を利用するのが、便利。どちらも直接ユーロ現金での引き出しが可能です。1ユーロあたり3~5円といった手数料(口座のある銀行によって変動します)がかかりますが、利便性を考えたらお得と言えそうです。
知っておこう!イタリアのATM機事情と利用時の注意点
イタリアの街を眺めてみれば、至る所で24時間チカチカ点滅するATM機。空港、駅構内はもちろん、街の銀行内、そして銀行の外、つまり路上側に設置されています。利用可能時間は、24時間。土日祝日も利用できます。ただし!気をつけたいのが利用時間と場所。
便利ではありますが、特に銀行の路上側に設置されているATM機はつまり後ろがオープンスペース。引き出した瞬間、後ろからひったくって逃走される……なんてことも無きにしもあらず。そんな悲劇が起きないように、現地ATM機利用のコツを知っておきましょう!
<現地ATM機利用時の注意点>
- できるだけ銀行内(屋内)に設置されているATM機を利用しましょう。警備員がそばにいるATM機ならもっと安心。
- 24時間利用可能ですが、銀行が開いている時間の利用がベター。カードが出てこないトラブルもなくはありません!すぐに対応してもらえる時間帯を選ぶのは、リスクヘッジのひとつ。
- ATM機で引出す際、20~250ユーロ程度の範囲で選べるようになっています。表示される金額以上をまとめて下ろしたいときは、「これ以外」を選択して希望額を入力しますが、この場合「おろせません」と拒否されるケースも多々(防犯、ATM機内に現金がないなど理由はさまざま考えられます)。表示される金額から選ぶのがスムーズに引き落とすコツです。
- また週末、週明けは引き落としできない機会が多くなります!ATM機内に現金がなくなるからですが、「このカードは使えません」の表示が出てカードが戻されても落ち着いて。別の銀行で再チャレンジしてみましょう。イタリアでは気長に対応するのがストレスを少なくするコツでもあります!
- 操作中は背後に気をつけて。それに加えて、引き落とした後も周囲に気をつけましょう!ATM機を操作していた=現金を持っているということですから…。
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