
グルメな島シチリアも、市場に行かずして何を語れるのか!と、
勢い勇んで行って来ましたパレルモの市場「Ballalo' バッラロ」
。
パレルモ人の活気ある怒声(?)、山積みにされた野菜。「安いよ!何キロ?」と気がつけば、
すでに袋を用意して、買う予定のないトマトを手にとっていたりする売り込みの激しさに辟易するけど、
「スミマセン、写真とっていいですか?」とオズオズ聞けば、「お安い御用よ!」と忙しい手を止め、
はじけるような笑顔を向けてくれる。シチリアは市場が面白い!
パレルモ人の胃袋 バッラロ市場への道

旧市街のメインストリート、Via Maquedaマクエダ通りを国鉄駅の方に向かってズンズン歩き、
市庁舎の噴水を左手に見たら、そこから3本目の道を右に折れるとそこはバッラロへの道。
横道にそれてから、100メートル強行けば「BALLALO'」の表示を見つけることができます。
パレルモの中でも、ちょっぴり危険な下町にありますので、手荷物に注意してくださいませ。
トマト、ズッキーニに、カタツムリ?!

種類様々なオリーブが山になっていたり、トマトが強烈な赤さを放っているのは、なんともシチリアらしい光景。
日本人の血(=写真撮りたい~)が騒いできます。ふと、そんな野菜達の傍らに、ウズウズと動く小さな物体を発見。
籠にぎっしり入れられた、その小さな物体は、ギャッ!カタツムリでした。パレルモでは、豪快に茹でてチュ~ッと
吸って食べるんだよ。と陽気な八百屋のオヤジが真似してくれました。ホントか?
ヤギもウサギも、あられもない姿で逆さ釣り

リコッタ・アル・フォルノ(窯焼きのリコッタチーズ)などシチリア産チーズや、松の実とレーズンを混ぜたパレルモ料理に欠かせない具材や、シチリアの塩田で取れたミネラルたっぷりの塩など、食材の宝庫。観光スポットに加えてみてね!
さあ、そんなパレルモ&シチリアをもっと知りたくなったら、 シチリアINDEXから気になるシチリア情報ページへアクセス!