ガーリーな世界を構築する「ジェイソン・ウー」
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VOGUE編集長のアナ・ウィンターも注目! |
ファッション業界では、次なるアレキサンダー・ワンを探せとばかりに、すでに次世代ファッションデザイナーに注目し始めています。今回のコレクションでアナ・ウィンター(VOGUE編集長)やレイトン・ミースターらが訪れた
ジェイソン・ウーのショーは、彼が今注目株であることを明確に証明してくれました。
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華奢で小柄な体にはパワーが秘められています。 |
台湾生まれの彼は、幼少期からカナダ、アメリカ、日本と様々な地域で過ごし、14歳のときから人形作りをスタート、17歳でおもちゃ会社のクリエイティブディレクターに就任しています。その後10代で様々なアワードを受賞、23歳でファッションデザイナーとしてデビュー。
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色とフォルムに遊びが生きたデザイン。 |
今回のコレクションは、「TOKYO」がテーマ。彼の最大の強みは、その独特の世界観。人形デザイナーだった背景を存分に発揮した、女性が憧れるガーリーな世界を、誰でもが着ることができる洋服に投影しています。ビタミンカラーが印象的なルックは、エアリーでカラフルという春夏ファッション本来の姿を改めて提案してくれました。日本女性なら、きっとこの「カワイイ」観が共感を得るはずです。
さて、NYコレクションのアジア人デザイナーリポート、いかがでしたか? 毎シーズン、フレッシュなデザイナーが登場するため、追いつくのが大変です。今回ご紹介した3人は、日本でも取り扱いがあり、今後の展開が期待されるデザイナーです。来年の秋冬コレクションでは、誰が話題をさらうのか、今からお楽しみに!
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