ニューヨーク/ニューヨークのお土産

NYを圧巻するアジア人デザイナーたち(5ページ目)

アジア系デザイナーがNYファッションシーンに台頭してきたのは、ここ数年のこと。今年はさらに彼らの威力がパワーアップしています!

小松 優美

執筆者:小松 優美

ニューヨークガイド

弱冠24歳にして女性をとりこにした「アレキサンダー・ワン」

バックステージでのワンシーン。
「パーソンズ」に入学したての18歳で、「マーク・ジェイコブス」「VOGUE」といった権威ある会社でインターンをしたアレキサンダー・ワンは、自作のカシミアセーターを「Teen Vogue」編集部に持ち込み、絶賛されたため、ブランドをスタート。

テイラードジャケット+ショートパンツ。2007SSから。
2007年のコレクションデビューは、とりわけ衝撃的でした。現在のストリートルックをモダンに昇華させた「エッジーでマスキュリン」という、クールな女性たちが着たいと思う服そのものだったのです。モデルでスタイリストのエリン・ワッソンをブレーンに迎え、すぐさまケイト・モスやリンジー・ローハンといったファッションアイコンを魅了しました。

溢れかえる人でヒートアップした会場内。
今回のコレクションも会場は超満員で、最も話題のショーのうちの一つでした。ミニマルで都会的なカラフルなアイテムが目立ちました。ショー終了後は、スタンディングオベーションが起きたほど、大成功。

シンプルなアイテムであっても、オーバーサイズだったりユニークな加工がしてあったりと、遊びに富んでいるのが特徴的なので、日本人女性はコーディネートのアクセントとして挑戦してみることをおススメします。
次のページでは、ユニークな経歴をもつジェイソン・ウーをご紹介!
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