NYを圧巻するアジア人デザイナーたち(4ページ目)

大統領候補婦人も目をつけた「タクーン」

今や怖いものなしの勢いがあるタクーン。

元「ハーパース・バザー」誌の編集者という経歴をもつタイ出身デザイナー、タクーン。シルクのプリントドレスが有名ですが、デザインコンシャスなルックが素敵なブランドです。今回のコレクションは、花柄のプリントを駆使したグラマラスでセクシーな新境地を開拓しました。

多くのファッショニスタが着用していたTシャツ。

全米に展開するスーパー「ターゲット」とのコラボレートも話題で、多くのファッション業界者が、1着30ドル前後のトップスを着ている姿がコレクション会場でも見受けられました。

どこのドレス？ と話題に。 写真：getty image

しかしもっとセンセーショナルだったのは、アメリカ大統領選の候補者バラク・オバマの妻ミッシェル・オバマがタクーンのドレスを着ていたこと。未来のファーストレディ候補のハイセンスなセレクトには、非常に好感がもてます。どちらかというと、ファッション関係者やファッションに感度の良い人が知る「コアなブランド」だったのが、このニュースにより、全米の女性が知ることになりました。

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