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アメリカン・エアーで働くミツコさんにインタビュー フライトアテンダント(2ページ目)

日本ではスチュワーデスの経験のないミツコさんだったが、アメリカでフライトアテンダントとして働く。だが、そのトレーニングはドラマ「スチュワーデス物語」のように甘くない?!

執筆者:溝口 弘恵

●競争率の高いフライトアテンダントの試験

「2次試験に行ってみると50人以上は人が並んでて、それを5人ずつくらいグループに分けられてインタビューが行われた。隣の人が答えたりしてる間は、自分がどう答えたらいいかってことばかり考えていたから、人の回答はうわの空。

そしたら、『彼女が言ったことはどう思いますか?』なんていう質問があって(笑)。そんなこんなで困ったりしたけど、なんとか回答した。

大部屋に戻って待機してると、合格者の名前が呼ばれた。グループでインタビューされた5人のうち1人か2人くらいがピックアップされる。私の名前も呼ばれて、これって合格かなぁ~って喜んでたけど、メディカルの検査(血液検査や視力など)の後に追って連絡しますって。

私は血液検査で引っかかった。検査の一週間前に風邪をひいてたせいで白血球が多かったらしい。再検査を受けたせいで、結果がちょっと他の人より遅れたけど、1ヶ月くらいたってから結果がきた。ダラスのトレーニングセンターへ来てくださいってことで、デスクワークを辞めていくことになった。」


なんとか2次試験にパスしたミツコさんは、いよいよ日本のドラマでも掘ちえみさんがドジでノロマな亀を演じた「スチュワーデス物語」のごとく、トレーニングセンターに向かうのだった。しかしアメリカではドジでノロマな亀なんて通用しないぞ。
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