琉球王国の城(グスク)と遺産群9カ所が「世界遺産」に指定されたのは2000年12月です。いまでは多くの方々が世界遺産巡りをされています。

これら9ヵ所を、1日で回ることも可能です。でも、駆け足になってしまいますので、沖縄の世界遺産巡りをされる場合は2日間のスケジュールをオススメします。その際には、近隣の観光スポットも観光コースに取り入れるといいですね。

歴史に翻弄された首里城

450年もの間、琉球王国の王城として栄えた首里城がいつ造られたかはまだ不明ですが、1427年になって歴史に登場しました。琉球最古の金石文『安国山樹華木記碑』に「花の咲く木を植えて王城を整備した」とあります。

1879年の琉球処分(尚泰王の退位と首里城明け渡し)によって王国が滅亡、首里城は日本軍(熊本鎮台沖縄分遣隊)の兵所となり、その後、敷地内に学校が建てられました。

学校移転の後に正殿その他いくつかの城門が国宝に指定されたものの、正殿は「沖縄神社拝殿」という名称となりました。

その後、戦時の激しい地上戦と「鉄の暴風」と呼ばれる艦砲射撃により、首里城は完全に破壊されてしまいます。

アメリカ軍政下の1950年、この地に琉球大学が建設され、沖縄返還後の1982年に大学が移転され、発掘調査と復元が進められて現在に至っています。

現在公開されているのは、首里城全体の約3分の1に過ぎません。現在も発掘調査・復元の最中であり、今後の公開が期待されています。

場所・ 那覇市首里金城町1-2
交通・空港より車で約20分。バスだと那覇市内線の1、12、13、14、17番で「首里城公園入口」下車 
電話・098・886・2020 
時間・午前9時~午後6時(入館は午後5時30分まで) 
定休・無休(臨時休館あり) 
料金・一般800円、高校生600円、小・中学生300円、6歳未満無料
HP首里城公園


2ページ【園比屋武御嶽石門】と【玉陵】
3ページ【識名園】と【斎場御嶽】
4ページ【中城城】と【勝連城跡】
5ページ【座喜味城跡】と【今帰仁城跡】