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雪まつり2009情報&専門用語で楽しむ舞台裏(2ページ目)

今年も2月5日から『第60回さっぽろ雪まつり』が始まります。今回の見どころとおすすめ情報、さらに大雪像制作の技と知恵を、現場の専門用語から解説。やっぱり雪まつりってスゴイ!

執筆者:小西 由稀

専門用語で楽しむ「雪まつり」の舞台裏

大通会場の大雪像は、高さが15mにもなります。5階建てのビルに相当する大きさです!

この大雪像がどうやってつくられるのかご存知ですか? 
最終仕上げ目前の会場に潜入すると、専門用語が飛び交っていました。知ってるようで知らなかった、雪像づくりの技術と知恵の数々。現場の専門用語から、雪像づくりの様子を紹介しましょう。やっぱり、「さっぽろ雪まつり」ってスゴイ!
※以下の現場リポートは2008年の会場を取材したものです。ご了承くださいませ。

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▲どうみても建設現場!でも、ここからあの美しく迫力のある雪像がつくり上げられるのです!

足場が組まれ、ブルーシートやユンボ(パワーショベル)が大活躍。マンションの建設現場さながらの画像ですが、完成まで1週間を切った、大通西10丁目会場の様子です(2008年1月29日現在)。

今回取材にご協力いただいたのは、「札幌市大雪像制作団」が制作する大雪像「あっマンモスだ!~チビナックスの北極探検隊~」の現場(このリポートは2008年の会場を取材したものです。2009年はこの雪像はありません。ご了承くださいませ)。チビナックスとは、大泉洋さん等が所属する劇団「TEAM NACS」のメンバーをモデルにしたアニメ・キャラ。
特徴をつかんだ各キャラの表情とリアルなマンモスの迫力が楽しめる、横24m×高さ15mもの大雪像です。

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▲実物の33分の1の模型。かなり精巧です

こういうキャラものの大雪像は1体ずつつくり、後で合体させるのかと思っていましたが、一本彫りの十一面観音ように、巨大な雪の塊から削りだしてつくっているのだそう! ちっとも知りませんでした。※一部、別につくり後からつける細工もあります。

次のページで大雪像の製作過程を専門用語を交えて解説します。
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