2008年4月現在の国際線燃油サーチャージ

成田空港第1ターミナル南ウイングの出発エリア

今年（2008年）2月に燃油サーチャージに関する記事「燃油サーチャージ、航空会社でここまで違う」を掲載したところ、沢山の人にお読みいただきましたが、原油高は止まらず、燃油サーチャージは多くの航空会社で4月に値上げ済みもしくは5月に値上げを予定をしております。

そこで再度、2008年4月現在の主なエリアの航空会社別燃油サーチャージをまとめてみました。前回の記事同様に、最後のページでは、各航空会社の燃油サーチャージのリンク先について掲載しております。

【INDEX】

• 北米線、ヨーロッパ線　2ページ目

• ソウル線、中国本土線（香港を除く）　3ページ目

• 香港線、台北線、バンコク線　4ページ目

• ホノルル線・シドニー線　5ページ目

• 航空会社別燃油サーチャージのサイト一覧　6ページ目

ANAなど多くの航空会社が値上げ

燃油サーチャージは航空会社独自で設定している為、値上げのタイミングも各航空会社が決定します。特にANAでは今年（2008年）1月～3月の燃油サーチャージを昨年（2007年）10月～12月と同等にした為、今年4月～6月の燃油サーチャージの値上げ幅が大きくなり、欧米路線では7,000円アップの片道20,000円となりました。

他の航空会社でも値上げの発表が相次ぎ、欧米路線では最大4万円、東南アジア路線でも最大28,000円の燃油サーチャージが徴収される現状になっています。


次のページで北米線・ヨーロッパ線の燃油サーチャージについて取り上げます。