いよいよ日系航空会社の欧米線の燃油サーチャージが片道2万円になります。 |
昨年(2007年)後半も燃油の高騰が止まらず、今回発表された燃油サーチャージは、史上最高額の設定となり、ANA・JAL共に欧米線は片道2万円、つまり往復4万円の燃油サーチャージが航空券以外に必要となり、空港税などの諸経費を含めると、5万円近くが航空券に上乗せされることになります。しかし3月末までに購入することで、少しでも燃油サーチャージを抑えることが可能です。その仕組みについて取り上げていきます。
前回は値上げ見送りの為、上げ幅が大きいANA
ANAが世界で初めて導入するボーイング787型機。燃費効率に優れた機体です |
■2008年4月1日~6月30日発券分のANA国際線燃油サーチャージ申請額(片道あたり)
・韓国 2,500円(2008年1月~3月は2,000円)
・中国 6,500円(2008年1月~3月は4,700円)
・香港・台湾・グアム・ベトナム 8,000円(2008年1月~3月は6,000円)
・タイ・マレーシア・シンガポール・インド・ハワイ 14,000円(2008年1月~3月は9,900円)
・北米・欧州・中東 20,000円(2008年1月~3月は13,000円)
今年(2008年)1月に引き続き値上げのJAL
「プレミアム戦略」を進めるJAL。2008年後半にはビジネスクラスの新シートがお目見えする予定です(写真はボーイング747-400型機)。 |
■2008年4月1日~6月30日発券分のJAL国際線燃油サーチャージ(片道あたり)
・韓国2,500円(2008年1月~3月は2,400円)
・中国6,500円(2008年1月~3月は5,900円)
・香港・フィリピン・台湾・グアム・ベトナム8,000円(2008年1月~3月は7,500円)
・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・インド・ハワイ14,000円(2008年1月~3月は12,500円)
・北米・欧州・中東・オセアニア20,000円(2008年1月~3月は17,000円)
・ブラジル24,000円(2008年1月~3月は21,000円)
次のページで夏休みまでの航空券を3月中に購入することで燃油サーチャージを抑えられる技について取り上げます。