JALが2007年4月1日「ワンワールド」に加盟したことで、ANAが加盟する「スター アライアンス」と共に世界一周航空券が注目され始めました。 |
特に今年(2007年)は、4月にJALが航空連合「ワンワールド」に加盟、5月にはANAなどが加盟する航空連合「スター アライアンス」が結成10周年を迎え、キャンペーンなどを行ったことから、雑誌・書籍などで世界一周航空券が脚光を集めました。そこで、世界一周航空券の概略について取り上げていきます。
アライアンスとは?(リンク集より)
世界一周航空券の定義とは
セレブの街の象徴であるモナコ公国。フランスのニース空港が最寄りの空港です。 |
その答えを一言で言えば、日本から太平洋と大西洋を1回ずつ越えて、日本に戻れば世界一周となります。例えば、ANAとヴァージンアトランティック航空が発売している世界一周航空券「ヴァージン・ANA世界一周運賃」では、成田→ロンドン→ニューヨーク→成田というルートで、たった3フライトでも、太平洋と大西洋を越えていることから世界一周旅行が成立します(スター アライアンス、ワンワールド、スカイチームの各アライアンスが発売する世界一周航空券では最低3都市での滞在が必要となります)。
もちろん世界一周航空券で5大陸全てを制覇することも可能です。
おすすめはビジネスクラス
ビジネスクラスの世界一周航空券を購入すれば、世界中の空港のラウンジで出発までの時間を過ごすことができます。写真は成田空港の「ANAラウンジ」 |
おすすめはビジネスクラス。長距離移動をゆったりとした座席を利用できるのはもちろん、ラウンジの使用、優先チェックインカウンターの利用、到着空港での荷物の優先引き渡しのサービスが受けられますが、フライト数が多ければ多いほど、その効果を発揮します。特に空港でのチェックインカウンターでスムーズに搭乗できるのはとても大きいです。
そしてもう1つビジネスクラスをおすすめする理由として、
特に長距離フライトで重量オーバーをしてしまうと、もの凄い金額の超過料金を課されます(例えばANA日本=ヨーロッパ線では1kg毎に7,700円)。もしビジネスクラスの航空券を購入すれば預ける荷物の許容量が30キロまで可能となり、かなり楽になります。スーツケースの重量だけでもものによっては7~8キロ程度ありますので、軽くて頑丈な旅行カバンで旅をするのがコツです。
次のページでは、どのような種類の世界一周航空券が発売されているのか紹介します。