2/3 2007年注目を集め始めた夢の世界一周航空券 [航空券] All About

アライアンス系の世界一周航空券が人気

世界一周航空券で世界中を旅をすると、色々な航空会社の搭乗券と出会えます。

世界一周航空券で人気があるのは、アライアンス（航空連合）が発売している世界一周航空券です。同じアライアンスであれば1つのマイレージプログラムにまとめて加算できることなどから人気を集めています。

●スターアライアンス世界一周運賃
（ANA、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、シンガポール航空など）
●ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃
（JAL、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空など）
●グローバル・エクスプローラー・世界一周運賃
※ワンワールド加盟航空会社＋エアリンガス・ガルフエアー・エアパシフィックの航空会社が利用できる
●スカイチーム世界一周運賃
（ノースウエスト航空、エールフランス航空、アリタリア航空、大韓航空など）

その中でも日本の航空会社が利用できるスターアライアンス（ANA）、ワンワールド（JAL）が利用できる世界一周航空券が人気があるようです。しかしながら、北米とヨーロッパを中心に周遊するのであれば、航空会社及び路線網が充実しているスカイチームもおすすめです。

気になる価格は、利用する総距離・利用クラスによっても異なりますが、最安タイプでエコノミークラス335,000円～、ビジネスクラス656,300円～、ファーストクラスで955,000円～（2007年10月末現在、燃油サーチャージや各国の空港税などは含まれておりません）に設定されており、グローバル・エクスプローラー・世界一周運賃を除く世界一周運賃では全行程の移動距離（マイル）に応じて運賃が決まるマイル制、グローバル・エクスプローラー・世界一周運賃では訪れる大陸数（出発地の大陸も1大陸に加算）に応じて運賃が決まる方式になっています。

オリジナリティのある世界一周航空券も

ヴァージンアトランティック航空とANAの2社の乗り比べができる「ヴァージン・ANA世界一周運賃」©Virgin Atlantic Airways 2007

またアライアンスが発売する世界一周航空券以外にも、以下のようなユニークな世界一周航空券が発売されています。

●ラウンドザワールド世界一周運賃
●ヴァージン・ANA世界一周運賃

ラウンドザワールドは、ノースウエスト航空、KLMオランダ航空、コンチネンタル航空、マレーシア航空、エミレーツ航空、南アフリカ航空、スリランカ航空、エア・タヒチ・ヌイなどの航空会社が利用できる世界一周航空券です。またヴァージン・ANA世界一周運賃では、2社のみで世界一周が可能で、ビジネスクラス用を購入すれば、ヴァージンアトランティック航空「アッパークラス・スイート」とANA「New Style,CLUB ANA」の乗り比べが可能です。

有効期限は最大1年間

ヨーロッパ内、アメリカ内の路線網が充実している「スカイチーム」

世界一周航空券の多くは有効期限が1年間に設定されています。また最低旅行日数も設定されており、ほとんどの世界一周航空券では10日間となっています。旅行期間は10日以上1年以内と覚えておくとよいでしょう。その他に滞在できる都市数（ストップオーバーという）、乗り換えの回数（24時間以内に次の便に搭乗する場合は乗り換え、24時間以上の場合はストップオーバーという）をはじめ、ルールに沿ってルートを作成することになります。

最後のページでは、どのように世界一周航空券を選べばベストであるのかを検証します。