航空券/航空券関連情報

スターフライヤー深夜便に乗ってきました

2006年3月16日に就航した「スターフライヤー」。就航1ヶ月後のスターフライヤーの深夜便にガイドが実際に乗ってきました。スターフライヤー自慢のラウンジ情報もあります。

執筆者:鳥海 高太朗

スターフライヤー機体
黒の機体で羽田=新北九州を毎日12往復運航する「スターフライヤー」
2006年3月16日の就航から約1ヶ月後の4月中旬の平日。オープンしたばかりの新北九州空港を使って、新規参入の航空会社「スターフライヤー」の新北九州23:30発、羽田24:55着の最終便92便に搭乗してきました。

今回、前日まで購入可能な特定便割引(購入後の便の変更は不可)である「STAR1(ONE)」を、ネットチケットレス割(前日までにウェブサイトで予約・購入で約2%割引)で15,500円で購入。深夜便を利用したレポートをお届けします。


黒でまとめられた新北九州空港のチェックインカウンター

スターフライヤーカウンター
じゅうたんが敷かれて高級感がある新北九州空港の「スターフライヤー」チェックインカウンター
周防灘の沖合い3キロの場所にオープンした海上空港「新北九州空港」。小倉駅(小倉駅バスセンターか)からエアポートバスに乗車して、高速道路を経由して約40分で新北九州空港に到着します。

バスを降りて空港ターミナルビルに入り、エスカレーターを上がると2階が出発フロアになっています。「スターフライヤー」のチェックインカウンターは、左側の一番奥にあり、カラーである黒でまとめられ、じゅうたんも敷かれるなど、高級感が漂うカウンターにまとめられています。

出発フロアである2階には、JALグループのチェックインカウンター、国際線のチェックインカウンター(中国南方航空の上海経由広州行きの定期便が週3便ある他、国際チャーター便も運航しています)、そして九州の名産を買うことができる、みやげ物店があります。また、クレジットカードのゴールドカード会員向けのラウンジも保安検査場の手前にあります。


いよいよ搭乗

北九州空港ゲート
新北九州空港の搭乗ゲート。案内板では、日本語と英語が交互に表示されます。
保安検査場を済ませると搭乗ゲート。いよいよ搭乗です。羽田ではバスでの搭乗になりますが、新北九州空港には3つのボーデイングブリッジ(搭乗橋)があるので、そのまま飛行機に搭乗することができます。席に座っていよいよテイクオフです。

ゲート前にある「スターフライヤー」が出店している、売店は、午前4:30~深夜11:00過ぎまで営業しています。早朝・深夜便を利用する際に、唯一開いている売店で、ドリンクや軽食を買うことができます。


こだわりのシートの感想は?

スターフライヤーシートテレビ
黒の本革シートが自慢のシート
「スターフライヤー」自慢の黒の本革のシートを初体験です。自動車の新車のような感じで、座り心地もよく、アピールしているシートの前後の間隔も広くて快適です。またドリンクホルダーをはじめ、シート電源、そして次のページで紹介するシートテレビが全席に設置されているなど機能的なシートです。

シートの前後の間隔は広いものの、横幅については他の航空会社の普通席とあまり変わらない感じです。同じ路線を運航する日本航空(JAL)の上級クラス「クラスJ」に比べると少し狭い感じがしますが、普通席の運賃ということを考えれば、他社に比べて快適なフライトを楽しめると思います。個人的な感想として、座席の座り心地は、JAL「クラスJ」と普通席の中間に位置するのではないかと思います。

次のページでは、新北九州空港に設置されているスターフライヤー自慢のラウンジをレポートします。
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