第1位:成田21:55発 パリ行き エールフランス航空
水曜日を除き、成田=パリを毎日3往復(自社運航便)運航するエールフランス航空 |
成田21:55発 パリ4:15着(翌日)
栄えある第1位に輝いたのは、成田発のヨーロッパ行きで唯一、ヨーロッパへ深夜便を運航する、成田21:55発エールフランス航空277便パリ行きです。エールフランス航空では、成田発パリ行き277便とパリ発成田行き278便の両深夜便を「スター・ウイング」と名付けています。
今回第1位にした理由は、有給を2日間取るだけで、2泊5日(機内2泊)のパリ旅行を実現。それもパリでの滞在時間が67時間(2日+19時間)もあるので、ゆっくりパリの休日を楽しむことができます。また通常のPEX航空券では、3泊5日が最低滞在日数になりますが、エールフランスの深夜便利用の場合は、2泊5日でもPEX航空券が利用できます。これらのメリットを総合して、第1位に決定しました。
■ガイドが考えた、エールフランス深夜便「スター・ウイング」を使った2泊5日のモデルプラン
東京駅19:03発「成田エクスプレス45号」に乗車、成田空港駅20:04着。
成田21:55発 エールフランス航空277便「スター・ウイング」でパリへ
機内泊
パリ、シャルル・ド・ゴール空港に4:15到着。パリ市内へ移動。ホテルに荷物を預けて、サンジェルマン地区のカフェで朝食。その後、パリ観光へ。
パリ泊
終日パリ滞在(日曜日で閉まっているお店も多いので注意)。郊外への日帰りツアーもおすすめ。
パリ泊
夕方までパリ市内でフリータイム。少し早めの軽い夕食を済ませて、20時半頃にパリ市内を出発して空港へ移動。パリ、シャルル・ド・ゴール空港23:25発 エールフランス278便「スター・ウイング」で成田へ
機内泊
成田空港に18:00到着。たった2日の有給でパリの休日を満喫。水曜日の朝は、リフレッシュして出社できるはずです。
ちょっとここで豆知識を。成田発エールフランス航空277便は、パリに早朝4:15に到着しますが、本来最短距離で飛行すれば、午前3時頃にはパリに到着してしまいます。しかし午前3時ではあまりにも早すぎる、それなら成田発を遅くすればよいのですが、成田空港の滑走路は、23時~翌朝6時までは使用できない事情があるので、成田を21:55に出発して、通常より1時間程度飛行時間を長くして、翌朝4:15に到着するスケジュールになっています。
ヨーロッパへの深夜便では、トルコ航空が、2006年6月14日から週3便(月・木・土)で、関空=イスタンブールの運航を開始。関空発22:45発(イスタンブール翌朝5:05着)となる予定です。
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深夜便利用の際は、スーツケースなどの大きな荷物を、事前に空港に送っておけば、オフィスから空港への移動もラクラクです。
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