投票で最終案を確定
地上職の制服(右手)は地上職の55%の支持を集めた。 |
総票は80333票。そのうちC案が41%と一番人気でした。ちなみに新制服を身につける客室乗務員(約5200名)も45%がC案を支持しました。3案の中では一番シャープで男性的なデザインが選ばれたのも時代の潮流でしょうか。
ちなみに地上スタッフ(約5000名)の制服も、地上スタッフ自身の投票の結果、55%がひとつの案に集中し、すんなり決定しました。
歴代の制服はここで見られます
こうなると気になるのはこれまではどのような制服だったのか、ということ。過去の制服についてはここで確認することができます。
時系列順に並べると以下のようになります。
1955年~ 米空軍婦人服をモチーフにした制服。
1958年~(社員によるデザイン) 夏はシャツ姿でサービスをした。
1966年~(中村乃武夫) 厚生大臣賞を受賞。
1970年~(芦田淳) 大阪万博開催に合わせた「ミニスカート」の制服。
1974年~(伊藤達也) トライスター導入に合わせたのでトライスタールックと呼ばれた
1979年~(三宅一生) B747SRの就航に合わせた。
1982年~(芦田淳) 機体カラーの刷新に合わせたリニューアル。
1990年~(芦田淳) B747-400就航に合わせた現行デザイン。縦のストライプが印象的。
余談ですが全日空リカちゃんなるものも存在しました。もう発売はされていませんが、田山淳朗氏の新ユニフォームもはたして発売されるのでしょうか?
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