プリンを1万2000個買って、航空会社のマイレージを125万マイル貯めた…そんなウソのようなホントの話がアメリカであったのを聞いたことがありますか?
バーコードを剥がす時間がなく救世軍に寄付
カリフォルニア州に住むエンジニアのデヴィッド・フィリップス氏が1999年のある日、新聞を読んでいると食品会社ヘルシーチョイス社の広告で「商品についているバーコードを10個貯めると500マイルがもらえます」と書かれているのを見つけて、あることを思いつきます。地元のスーパーで4個1ドル以下で特売しているプリンにもこのバーコードが1つずつついている。そこでプリンを大量に購入してマイレージを手に入れることを思いつくわけです。
ところがプリンの数があまりにも膨大なので妻と2人でバーコードを剥がしていてはとてもキャンペーンの期限に間に合いそうもありません。そこでどうせ自分たちでは食べきれないプリンを救世軍に寄付。その代わりにバーコードを剥がす作業を手伝ってもらったそうです。
ちなみに125万マイルを飛行機で獲得しようとすると東京からサンフランシスコまで120回以上往復しなくてはなりません!
このあとどうなったかについては次のページで!