足湯付き客室に行ってみよう。
伊豆天城の山里の風情と温泉をまるごと楽しめるのが運龍の楽しさ。 |
これまで一番最初に客間に専用足湯を付けたのは伊豆大滝(おおだる)温泉の「運龍」と言われています。伊豆の深山三千坪に立つ数寄屋の二階にその部屋はあります。
炭焼き小屋までひと歩き、汗を流して、温泉に浸かり、美味い料理に舌鼓。夜は足湯でほっこり・・・というのが、運龍の風情でしょうか。
専用足湯のほかに、専用寝湯(写真)まで楽しめる、「吾妻」という客間。 |
そのなかでも、私のお気に入りは、足湯のほか、露天の寝湯付きの「吾妻」というお部屋。専用寝湯、ですよ。変わってるでしょう?。余談ですが、足湯の次は「専用の寝湯付き客室」でしょうか。あのみっともない姿を誰にも見られずに、ゆっくりとぷーかぷか・・・。
ほかにも、写真でご紹介できずに申し訳ありませんが、北陸・山中温泉の「お花見久兵衛」の「六庄庵」(全室露天風呂付き)6室のうち4室には足湯も付いていて、露天風呂と足湯とゆっくり堪能できます。
九州・霧島温泉郷の栗川温泉「静流荘」の、足湯付き客室も好評のようです。伊豆湯ヶ島温泉の「落合楼村上」も狩野川を望むテラス付き客室に足湯を設えたようですよ。四万温泉の「佳元」の「竹の間」にも広々とした半露天の内湯に足湯が付いています。
露天風呂と足湯のあるテラスからは、渓谷の絶景と雲と空しか見えない。 |
「ケーブルカーのある温泉宿」でもご紹介しましたが、「ふわり」と名付けられたその名のとおりの絶景!。BOSEのオーディオから流れるジャズを聴きながら、絶景足湯&露天で自分時間を過ごす極上のお部屋です。
湯上りには時々マッサージチェアへ。周囲には深い渓谷しかない一軒宿。夜には電気を消し、足湯に浸かりながら、流れ星を探しませんか。
ご紹介した「足湯付き客室」のある宿
鳴子ホテル(宮城県・鳴子温泉)
日本の宿古窯(山形県・かみのやま葉山温泉)
運龍(静岡県・伊豆大滝温泉)
落合楼村上(静岡県・伊豆湯ヶ島温泉)
お花見久兵衛(石川県・山中温泉)
ホテル祖谷温泉(徳島県・祖谷温泉)
静流荘(鹿児島県・霧島栗川温泉)
※このほかにも、まだまだ「足湯付き客室」のある宿はあります。これからもっと増えてくるでしょうね。お楽しみに!