アート作品に泊まる。
陰影礼賛に囲まれて眠る、光の館。食事提供も可能。 |
この館の制作者のJ.タレル氏が参考にしたのが、谷崎潤一郎の「陰影礼賛」。
日本家屋にとって「傘」にすぎない屋根はスライド開閉でき、空の陰影が家に持ち込まれています。空の青、壁の金、床の間の赤、緑に光る浴槽の水。そして、窓の外には、越後の木々深緑と田圃の黄緑。
人工光と自然光を組合せ、陰影を作り出す「光の館」。
このアート作品には、施設利用料20,000円と一人3,000円で宿泊できます。
(注:芸術祭期間中はほぼ全日満館のよう。期間終了後でももちろん泊まれます。)
「夢の家」では、こんなパジャマを着ます。不思議な「夢の家」。食事提供も可能。 |
あわただしい現実のなかで“夢をみて欲しい”という願いから生まれた、夢の家。
100年の記憶を残す古民家。水晶の付いた特製の枕の木のベッドで、作者がデザインした特製パジャマを着て、青、赤、緑、紫、いずれかの“夢をみる部屋”で眠ります。そして、翌朝、みた夢を「夢の本」に書き残すという、「夢の家」。(一日一組4人まで)
一泊6,000円で、不思議な夢体験をしに、森の中の古民家にでかけてみませんか。
(注:期間終了後でも泊まれます。ただし冬季休業。)
さて、皆さんも、この機会に、越後妻有トリエンナーレに行ってみませんか。
わたしも出かけてみました。
そのレポートは、こちら。
越後妻有アートトリエンナーレについて、もっと知りたい方は、All About 癒しの旅サイト、あるいは、
アート・美術展サイトへ。