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ガイド井門の一週間を日記風にアップ! 日本の宿ガイド日記(北海道編)

今週は、北海道に出没。あんな宿、こんな宿。ガイドはどんな一週間を過ごしているのでしょう?

井門 隆夫

執筆者:井門 隆夫

旅館ガイド

2月19日 北海道紋別

エアーニッポンのB737スーパードルフィン
流氷の海の上空を旋回してくれたANA機。
長崎編より続く)
長崎を発った私は、一気に北へ。なんか楽しそう!って思われるかもしれませんが、一応、仕事ね(笑)。
今日の行き先は、流氷のまち「紋別」。
今日はいきなり、旅の感激を味わいました。それは、オホーツク紋別行きのANA845便。空港に着く前に、晴天の流氷の上空を旋回してくれたのです。「今日は、晴れていたので、流氷のうえを旋回してから着陸しました」とのアナウンスに満席の乗客から拍手喝さい。こんな粋な計らいもあるんですね。
オホーツクパレスからの町並みと流氷の海
客室からの眺め。町並みの先に流氷の海が広がっているのですが、わかりますか?
さて、さて、今日の宿は「オホーツクパレス」。紋別で一番新しいホテルってことで泊まってみました。客室の窓からは、おお!流氷の海!。「観光客の皆さんは、バスで来て、ガリンコ号に乗って、またぱーっと行ってしまいます(笑)」と話してくれた支配人さん。
それは、なんてもったいない。紋別には「美味しい夜」があるのですよお。
一法亭のかに刺し
一人前1300円のずわいのかに刺し(写真は3人前)。おひょうとホタテもついて、安い!
美味しいものを食べたいとき、フロントの方に聞くのが一番。地元の目で教えてくれますから。そして、私たちの「うまい紋別の幸を食べたい」とのリクエストに、教えてくれたのは二軒のお店。一軒は写真の「一法亭」。ご夫婦経営の小料理屋ですが、出てくるのは一級品ばかり。3人で約一升飲んで、かに刺し、焼きがに、にしん漬け等たらふく食べて一人6千円。食は、いなかに限ります!

2月20日 北海道紋別 2日目

デリかま
デリかまのかま天。1個100円。
もう一軒は、翌朝に行った出塚水産直営「デリかま」というファストフード店。紋別は「かまぼこ」発祥の地。小田原や鹿児島にも、紋別産かまぼこが送られているそうです。デリかまとは、変わりてんぷらのオシャレなカウンター。カレー味、ペペロンチーノなどのかま天は、子供たちにも大人気です!
ガリンコ号には乗れませんでしたが、美味しい紋別を味わえたので、大満足の北海道一泊二日でした。
ガリンコ号
流氷のなかをガリガリ進む、大人気のガリンコ号。
しかし・・・びっくりしたのは、あの水平線まで海を埋め尽くしていた流氷が、一夜明けたら、すべて消え、そこには青黒い海が広がっていたのです。(ガリンコ号は港の近くに残っていた流氷のなかをガリガリ進んでいました)
風の加減で、着岸したり離れたり。自然の為せる業なのでしょう。でも、そのお陰?でか、流氷は旅行会社の商品にはなりにくいようです(見られなかったときの補償がコワイとのこと)。静かで、幻想的な北海道を味わうなら、ぜひ紋別をおすすめします。
さて、これから、またガイドの旅は続きます。
大間のまぐろ!
さて、この美味そうな赤めばるのミソたたきと、まぐろが出てくるのはどこでしょう!?
今度は、東北です。
どこに行くかって?
それは、写真の美味そうな料理がヒントです。この、脂が乗ったものは何でしょう!
答は、この後、東北編で!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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