今年も恒例の、第29回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選が発表されました。総合一位は24年連続して加賀屋でしたが、毎年注目は「選考審査委員特別賞」。本選にもれた中から審査委員が選ぶ小規模和風の宿10選です。過去にも「雑誌を賑わした数々の宿」が選ばれている賞。今回選ばれたのは次の10軒。さて、皆さんの御めがねには適いますでしょうか。
■旅館くりもと (北海道・浜中町)
明治19年創業。館内は、外観からは想像つかない落ちついた雰囲気。骨董を配し、浴室はエゾ檜。 食事は、獲れたて花咲がに、初夏には北海しまえび、厚岸の牡蠣など北海の幸がいっぱい!
■会津の旅籠芦名 (福島県・東山温泉)
あがり框の火鉢、廊下の古時計、いにしえから湧く東山の古湯。伝統ある東山芸妓「からりんさん」の踊りも格安でご披露できるほか、芸妓変身も。囲炉裏端の食事のとどめは会津の手打ち蕎麦!
■たんげの湯 美郷館 (群馬県・たんげ温泉)
総欅造りのロビー、木の香すがすがしい客室、渓流を望む温泉、どれも極楽気分。これだけの木をふんだんに使えるのも地元木材会社経営ならでこそ。秘湯一軒宿なので「携帯圏外」はお許しを。
■ホテル洲の崎風の抄 (千葉県・館山洲崎温泉)
静かに海を眺め、月を眺め、風に乗るトンビを眺め、湯につかり、房総の旨いものを食べ、のんびりと一日を過ごすのに最適の宿。ガイドのレポートはこちら。
■渓流荘しおり絵 (長野県・さわんど温泉)
上高地の玄関口「沢渡」に平成15年に完成した8室の宿。露天風呂付も4室。渓流沿いの源泉の湯と信州の幸が自慢。上高地行きバスターミナルそばなので、上高地観光の宿泊にも便利。