そのほか、以前火事で全焼して昨年再建された「国民宿舎カミホロ荘」。地ビール”上ふらのビール”が美味しい温泉宿です。
吹上温泉は、「北の国から」のロケでも使われた、オンコ(という珍しい木)でできた露天の知る人ぞ知る温泉(今でも残っています)でしたが、今では近くの土地がきれいに整備され、ログハウス風の吹上温泉保養センター白銀荘が建ち、ツーリング中のライダーやキャンプの家族連れ、地元の方などで賑わうようになりました。白銀荘は日帰り需要が多いですが、宿泊もでき、素泊まり自炊式・部屋は二段ベッドと「合宿形式」で、ツーリングの方におすすめです。
さいごに、大地の真ん中にある小さな宿じょう舎(や)をご紹介。小さなアットホームな宿ですが、周囲は畑と大地のみ。360度上富良野の景色が楽しめます。
◆中富良野・おすすめの宿
中富良野(通称、なかふ)には、「オリカゴルフ&リゾート」という高層リゾートホテルと国道沿いのスパ&ホテル「ふらのラテール」(露天風呂付客室もあるぞ)のほかは、小さな宿が多く、概して夏はライダーさんや若い方向けになることが多いようです。でも、新しい宿が多いわりに、廃校した小学校校舎をそのまま使った「民宿いもやらだいこん」をはじめ、いろいろな農業や工芸体験のできる「ファームイン富夢」「自然舎」など特長のある宿もあり、富良野地区にあっては案外穴場といえるかもしれませんね。
さて、最後に念のためご注意です。美瑛・富良野の夏はベストシーズンですが、元々宿泊のキャパシティが少なく、多くのお客様でたいへん混み合います。これに加え、景観や環境をウリにしている小さな宿が多いため、ロビーなど公共の場でのお互いのルール厳守が求められることが多くなっているのです。例えば、喫煙・ゴミ捨て・声高騒音・敷地への侵入等ですね。皆様はきっとわかっていらっしゃると思うのですが、こうした方が少しでもいると口うるさくなってしまうことがあります。どうか、このへんはご理解のうえお泊まりいただければ幸いです。
また、美瑛・富良野は「野菜の宝庫」ではありますが、海鮮類は得意でありません。海の幸は”浜の宿”にまかせて、美瑛・富良野では、ぜひ大地の恵みをお楽しみください。(タバコ・酒ごときでうるさいこと言われず、カニ三昧したいという方は他の地域の温泉旅館の方が無難です)
それでは、爽やかな大地への旅を楽しんできてください!(夏の予約がまだの方は急ぎましょう、超人気の地域です!)
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