【兵庫】異国情緒あふれる港町と、豊かな自然に出会う
瀬戸内海と日本海の両方に接している兵庫県。港町で異国情緒あふれる風景を眺めたり、豊かな自然や文学の舞台になった史跡に出会うことができます。《兵庫》神戸・風見鶏の館(2005年5月撮影) |
港町神戸を代表する風景の一つに挙げられる北野の異人館。テレビドラマの舞台にもなった風見鶏の館、萌黄の館、ラインの館などたくさんの異人館が集まっており、中を見学できるものも多いです。
■生田神社(★★)
神戸の中心部にあり、日本書紀にも記される古刹。街の真ん中にある木々と朱塗りの建物は訪れる人の心を癒してくれます。
■六甲山(ろっこうさん)
神戸の背後に迫る山々の総称で、六甲山牧場(★)、六甲高山植物園(★)、オルゴールの博物館であるホール・オブ・ホールズ六甲(★)、昭和初期開業のクラシックホテルである六甲山ホテル(★)など見所が多く、六甲ガーデンテラス(★★)や、摩耶山掬星台(まやさん きくせいだい、★★)などの展望台からは、港町神戸の町並みと夜景を堪能することができますよ。
■有馬温泉(ありまおんせん、★★)
六甲山の北側にあり、遥か昔から湯治に訪れる人で賑わう温泉です。異なる泉質のお湯が湧き出していて、日帰り入浴施設の金の湯、銀の湯や旅館などで温泉を満喫することができます。
■明石海峡大橋(★★)
本州と淡路島の間にある明石海峡に、本四架橋ルートの一つとして1998年に開通した世界最大の吊り橋です。神戸側は舞子公園から、淡路島側は淡路サービスエリアからその雄姿を眺めることができますよ。
■鳴門岬(なるとみさき、★★)
淡路島と四国・徳島を結ぶ大鳴門橋を淡路島側から間近に望めます。
■姫路城(★★★)
《兵庫》姫路城(2010年4月撮影)
■竹田城跡(★★)
戦国時代に廃城となった山城の遺構がほぼそのままの形で残り、秋から冬の早朝にかけて発生する雲海の中に城跡が浮かんだように見える現象から「天空の城」や「日本のマチュピチュ」と呼ばれ、多くの人が訪れるようになりました。
■城崎温泉(きのさきおんせん、★★)
志賀直哉の小説「城の崎にて」の舞台になった城崎温泉は、日本海に注ぐ円山川沿いに古くからある温泉。風情豊かな温泉街にある七つの外湯を浴衣姿でめぐる外湯めぐりが楽しめます。
■出石(いずし、★★)
皿そばで知られ、但馬(たじま)の小京都とも称される古い町並みが残る出石。明治時代に造られた時計台、辰鼓櫓(しんころう)は、出石のシンボルとして親しまれています。
■湯村温泉(★)
鳥取県の県境にほど近い山あいにある湯村温泉。1150年近くの歴史を持つ静かな雰囲気の温泉です。テレビドラマ『夢千代日記』の舞台にもなりました。
■餘部鉄橋(あまるべてっきょう、★)
リアス式海岸の続く地形に鉄道を通すため、明治時代に造られた餘部鉄橋。真っ赤な鉄骨で組み上げられた橋は長らくの間、絵になる風景として親しまれてきましたが、現在は新しい橋へ架け替えられました。