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究極のパワーフード・イラブ

薫製ではなく、生のイラブを極上のスープに仕上げます。透明なスープはスッポンと厚切り鰹節の出汁を足したような味。歴代の中国の皇帝たちも追い求めた究極の回春食。

執筆者:萩原 章史

イラブ

以前、オールアバウトで那覇市沿岸漁協のイラブ(エラブウミヘビ)スープをご紹介したことがあります。残念ながら、今では調理済のイラブは製造していないとのこと。
そこで、生を取り寄せて、自分でスープを作りました。

イラブの栄養価は?

イラブ
741年に中国で著された漢方の古典「本草拾遺」には、蛇婆(じゃば)という名称で、「房事過多に用いる」とあります。房事とは営みのことですから、精力増強剤として使われるという意味です。

沖縄では、琉球王朝のころには、回春の妙薬として、賓客をもてなす特別料理に用いられていました。もちろん、今日でも民間薬として使われています。

イラブ
最近の分析ではイラブにはDHA、EPA、タウリン、亜鉛、セレンなどのパワーフードの必須栄養素がふんだんに含まれていることが分かりました。
さすが、中国三千年の歴史 パワーフードの選別眼はたいしたものです。

特にDHAは豊富に含まれるマグロ以上という分析もあるそうです。
やはり、血の巡りこそ健全な肉体の基本です。その意味でイラブの栄養素は理想的と言っても過言ではないと思います。

次ページで、イラブを堪能します>>
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