鍋を美味しく食べる最大のコツ それは気の合った人と食べること
『ぐつぐつ』と煮える雉鍋 温まります |
ただし、生理的に合わない人、嫌いな上司や部下と食べては絶対にいけません。
美味しい鍋もまずくなります。
特に煮えばなを素早く食べるこの種の鍋は、直箸(じかばし)が基本です。となると、なおさら、嫌いな人間とは食べたくありません。
ということで、せっかくの鍋を食す時には人選が最重要です。
先ずは味の出る野菜を煮る
ごぼうや白菜、葱の太い部分、芹の根などは良い味が出ます。先ずは味が出る野菜を入れて、煮立てます。少し煮込んで、雉の出汁と野菜から出る出汁を混沌とさせます。ここで味を再度チェックして、お好みで醤油や砂糖を加えても良いです。雉ガラのお出汁に冬野菜の味がコラボしたところで、内臓肉と雉肉を入れて、ほとんどしゃぶしゃぶ的な感覚で頂きます。お好みでポン酢も合います。芹や白菜の柔らかな部分なども、一緒に頂きます。
先ずは小鉢に少し出汁を取り、好みで七味や柚子ごしょうを入れ、煮えばなの肉を間髪いれずにいただくのがコツです。煮込んでしまうと、固くなるだけでなく、出汁に肉のうまみが出てしまい、味けがなくなります。
内臓肉には必須ミネラルがとても豊富
レバも砂肝もハツも美味です |
肉食獣が獲物の内臓を先ずは食べる理由がそうであるように。イヌイットが野菜を食べなくても健康なのは、アザラシの内臓肉をそのまま食すからであるように。
もちろん、男性も同じことです。低脂肪高蛋白でミネラル豊富な雉 冬野菜と一緒にたっぷりと食せば、精がつくこと間違いなしです。
番外編:炭火焼
うまみ濃厚な内臓類は炭火焼が一番! |
【お取り寄せ情報】
梼原(ゆすはら)町雉生産組合(組合長:西村義明)
電話:0889-67-0831(事務所)
【前回、ご紹介した産直品】
・コハク酸とミネラル豊富なパワーフード 亀の手
【3月の産直品といえば、コレ!】
・名残の冬の味覚 きちじ(喜知次)と手長エビの饗宴
・創業150年カネヤマ農園山下実氏が丹精こめた 早春のワサビを堪能する
・究極の取り寄せ 『しろ魚』おどり食い
・イタリアの幻の豚 チンタセネーゼのラルド