冬に食べる【秋大根】は、みずみずしくクセも少なく甘いので、フロフキやおでんなどの煮物に適しています。
今の時期の【春大根】や、夏から秋にかけて出回る【夏大根】は、やや硬く、甘味も少ないため、煮物より生食が良いとされています。 デンプンの消化酵素であるジアスターゼを多く含むので、 天然の消化剤の役目を果たします。又、ビタミンCやB2にも富んでいるので美肌効果があります。 夏の弱った胃腸や肌のために、大根を食べましょう! と、いいながらも、今日は煮物にしました。 大根だけではちょっと寂しいので、鶏肉を少しだけ加えました。 熱々でも、冷蔵庫で冷やしてもおいしい、べっこう色した大根の煮物、いかがでしょうか。 |
大根のべっこう煮
■材料■ 4~5人分
・大根........1本
・鶏肉..........70g(細かく刻む)
・ダシ昆布.........15×10cmほど
調味料
・水......4カップ(800cc)
・酒...........50cc
・ミリン...........50cc
・醤油..........50cc
・砂糖...........大さじ1.5
■作り方■
1.大根の皮をむき、5cmに切り(筒切り)、たてに四つに切る。
2.かぶるくらいの水で下茹でする。(2~3分沸騰させ、ザルにとる)
3.鍋に出し昆布を敷いて、大根を入れ、水と調味料を加えて落し蓋をして煮る。
4.煮立ったら、鶏肉を加え、少し火を弱めて40分ほど煮る。
5.昆布を取り出し、煮汁が少なくなるまでしばらく(20分間ほど)煮る。
6.煮汁が詰まり、大根がよい色加減になったら、ミリンと醤油を小さじ1ずつ(分量外)回し入れ、強火でからめて火を止める。
7.取っておいたダシ昆布を切ったものと、ゆでたインゲンを添える。
大根蕎麦
冷やした大根のべっこう煮を、ゆでた蕎麦にのせてみました。
長ネギとワサビを添えて、市販の麺ツユかけて。
献立例【塩昆布入り豆ごはん】・【マスホイル蒸し】