卵焼きは難しいです。 何が難しいって、あなた好みの味にするのが、容易でないのです。 絶対に、お母さんが作ってくれた、“あの卵焼き”が一番おいしいに決まってるからです。 なので、そんな“想い出の卵焼き”を持たない方だけに、そっとお教え致します。 今日の卵焼きはダシ入りです。砂糖も入ってます。甘くてふんわり、母の味仕様です。 このレシピを参考に、あなた味の卵焼きを生みだしていただけたら嬉しいです。 |
冷めてもしっとりやわらか だし入り厚焼き玉子(だし巻き)
■材料■ 2人前 ・卵......3コ ・カツオと昆布の出し汁......80cc ・砂糖......大さじ1 ・ミリン......小さじ1/2 ・酒........小さじ1/2 ・しょう油.....小さじ1/4 ・塩......一つまみ(小さじ1/6ほど) ・大根おろし......小さじ2 ・韮(又は菜の花)......適量 ・かつお節......少々 ■作り方■ 1.だし汁を火にかけて、調味料を入れて砂糖が溶けたら火を止めて冷ましておく。 2.ボールに卵を割り入れ、箸を使って、よく溶きほぐす。だし汁とあわせる。 3.フライパンを熱して、油を薄くひき、卵液を1/3ほど流し入れ、かきまぜて、向こう側にもっていき、まとめる。 4.空いたところを、油を含ませたペーパーでふいて、卵液を薄く流し入れる。 5.向こう側に寄せた卵の下に箸を入れて浮かせ、卵液を流し込む。 6.少し焼いて、周囲がかたまってきたら、卵を手前に巻く。 7.巻き終わったら、向こうに押しやり、油を塗り、卵液を流す。 ↑をくり返す。 8.巻きすに取って軽くまき、1分ほどそのままにして形をととのえ、切り分ける。 9.ゆでて切り、切り口に削り節をまぶしたニラと、大根おろしをつけあわせる。 コツ 使いこなれたフライパン(卵焼き器)なら、ちょこちょこ油をひかなくても、くっつきません。 強火で手早く焼いたほうが、ふんわり美しく焼きあがりますが、慣れないうちは中火で焼いてください。 砂糖の量はお好みで加減してください。ミリンを入れすぎると焦げやすくなります。 次のページは、高野豆腐の玉子煮 |