毎日のお助けレシピ/料理のABC関連情報

目からウロコ!パート2 冷凍保存のテクニック

今週の目からウロコな情報は冷凍保存のマル秘テクニック!肉・魚は勿論、野菜まで生のまま冷凍可能だとか!スーパーの特売食材や旬の野菜を上手に冷凍保存して、食費を浮かせよう!

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

今週のフジテレビ『クイズ!目からウロコ』は、スーパーの特売食品や、旬の素材を上手に冷凍保存して利用する事によって食費が一ヶ月で1万円浮いた!という嘘のようなホントの話。観れない、観てない、観たけど忘れた、方々の為に、私がじっくり見て調べて、レポート致しました。永久保存版ですぞ!

【パック詰めの肉】
パックのまま冷凍庫に入れてはいけない<肉とラップの中に空気があるから酸化が進む>ラップに薄く伸ばして空気を追い出してしっかり包み、保存袋に入れて日付けを書いて冷凍。<保存袋の代用に新聞紙でも良い>
素早く凍結させなければいけない。<急冷凍でないとドリップ<赤い汁>が出る。ドリップには栄養や旨味成分が含まれる>

冷凍庫の中に金属製のお盆が入ってるのにお気付きでしたか?あれは素早く冷凍する為の必需品なのです。もし付いてなかったなら、お煎餅の缶の蓋でも代用できます。有ると無いとではかなりの差が生じます。缶の蓋の上に置いてきちんと冷凍したら半年間大丈夫です。
解凍方法は、冷蔵庫の下段で完全解凍する。急激な温度差は厳禁!因って水に浸けて解かしてはイケマセン。

【魚】
第一に余分な水分を取る!
三枚におろして、身のほうの水分をペーパータオルでちょいちょいと吸い取って脱水シート<ラップでなく>で包み保存パックに入れて冷凍。
解凍のさいも出た水分をこまめに取ると良い。

貝(あさり)は生のまま<茹でると一番おいしい出し汁がでてしまうから駄目>冷凍パックに入れて保存。(10日間もつ)
食べる時は凍ったまま調理すればよい。

【ご飯】
ご飯は水分が命ですから湯気を逃したくない!炊き立てをラップに薄く伸ばしてしっかり包み、そのまま冷まして冷凍庫。熱いまま入れると周りの食品が傷む。

≪3合のご飯を6時間ジャーで保温すると、もう一回3合のご飯を炊く程の電気料金がかかる≫
≪パラパラチャーハンを作るコツはアルミバットにご飯を平たくして移し、冷凍庫に10分入れると余計な水分が飛んで、パラパラチャーハン用のご飯ができる≫

【野菜】
生の野菜も冷凍できます。野菜をポリ袋に入れて小型掃除機で空気を吸うと良い。
ほうれん草・水洗いして水滴がついたままポリ袋に入れ空気を吸い、口を固く閉じて冷凍。
長ネギ・適当にぶつ切りにして10分位水につけて水をさっと拭いてポリ袋。
大根・おろして水気を絞って一回ぶんづつ小分けしてラップに包んで冷凍。

アスパラやブロッコリーも同様に、水洗い・切る・空気を抜く・で冷凍保存が可能な野菜です。他に、シメジやしいたけも大丈夫です。(茸類は水洗いしない)
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます