---ハンバーグ、きんぴら、餃子、炊き込みご飯、煮豆、茶わん蒸し、etc--これらの料理を本を見ないで、材料から一人でつくれるかどうかを、ライフデザイン研究所が調査したところ、20代の女性とその父親世代の50~60代男性の料理の実力は同じくらいだという結果がでました。<朝日新聞5月5日朝刊.掲載記事参考>これは由々しき事態です。私達母親世代の責任でもあります。
とりわけ和食が苦手でハンバーグとグラタンでは20代女性が勝っているものの、「煮豆」「茶わん蒸し」「赤飯」に至っては完敗!50~60世代男性のほうが作れると調査結果は物語っています。ならば今回、その苦手な和食のなかのお赤飯の“簡単で失敗しない、だけど本格的な味に仕上げる方法を”お教え致します。来る母の日にはぜひ作って差し上げてお母様を驚かせてみましょうよ。「ええっ!私もできないよ~」とおっしゃる50~60代男性の方々もどうぞ挑戦してみて下さいませ。
【赤飯の作り方】 【2ページ目ご飯の味かげん】
材料
餅米 3カップ
水 (あずきの煮汁+水)1.5~2カップ・・・A(固めが好みなら1.5カップ)
小豆(又はササゲ) 1/3カップ
作り方
・鍋に小豆と小豆の4~5倍の量の水を入れ、20分位中火で煮る。(完全には柔らかくしない)
・その間に餅米をとぐ。ザルにあけ、水切り。
・煮汁と小豆をわける。
・ホーロー鍋に餅米とAを入れ、1時間以上つけておく。
・鍋を火にかけ、砂糖大さじ1、塩小さじ1弱を入れ、強火で沸騰させながら、へらでゆっくりかき混ぜ、水分を米に全部吸わせる。(ここで小豆を混ぜてしまっても良い)
《砂糖を加えると柔らかくふっくら仕上がり硬くなりにくい》
・湯気のあがった蒸し器に蒸し布を水で濡らして敷いてその上に半煮えの米をあけ、平らにならし、あずきをちらし布巾をかぶせ蓋をして30~40分間強火で蒸す。
★ポイント
《この方法を覚えるとおこわにも応用できる。つまり、具を煮て、煮汁と水をあわせて、米を煮て、蒸し器にあけて具を散らし蒸せば良い》
もっと簡単!炊飯ジャーで炊くお赤飯(栗入り)
◆次のぺージは知ってて得するご飯の知恵。
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【母から娘へ渡したい知恵】
(その1)『笹巻きの作り方』
(その3)『お漬け物』
(その4)『おはぎの作り方』