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無人の調理場から火が... 天カスから出火!?

天ぷらの揚げ玉から出火したのです。揚げ玉を金ザルいっぱいに作って金のボールに重ねて数時間後の事でした。こんな事が本当にあるのです。料理には火がつきもの!充分注意しましょう。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

天カス、揚げ玉とも言いますが自然発火することがあると皆さんはご存じでしょうか?事件は誰もいない夜中の調理場で起こりました。店の人気メニューである月見丼用の揚げ玉を大量に揚げて金ザルに入れ金のボールを下に重ねて配膳台の上に置いて店を閉めたのです。

(丼タレでスライス玉葱を煮て天カスをたっぷり入れ真ん中に玉子をおとす、サッと煮て丼のご飯の上にのせる、これが月見丼)



3時間位はたったでしょうか、支店から帰った者が燃えてる天カスを発見したのです。どうやら熱い揚げ玉の山の真ん中が異常に高温になって発火したようで、実際、天ぷら屋さんが天カスからの出火で全焼してしまった事件が過去にあったということでした。幸い、揚げ玉一山駄目にしただけで事無きを得ましたが、恐い話です、肝に命じました。

とは言っても、それ以前にもボヤ騒ぎが一度ありました、その時は、ガス台とプロパンガスを繋ぐゴムホースの根元が、揚げ物の調理中にポカリと割れて火が着いてあれよあれよと言う間に炎は壁を伝い燃え広がってしまいました。ガス台の上の棚をアルミホイルで覆ってたのがいっそ悪かったようです。慌てず騒がず火に座布団をかぶせた私でしたが、これも、いけない行為でした。化繊の座布団は我が意を得たりとばかりに炎を上げて瞬く間に燃え尽きてしまったのですから....そこまできてやっと消火器の存在に気が着いて出動!鎮火。その間5分間位だったでしょうか、、

幸いけが人もなく<従業員は自分の荷物を抱えて外に逃げていた>壁と天井の隅を焦がしただけでしたので、この話は以来20年近く笑い話のように語り継がれてきました。火災保険に加入してましたのでかなりの保証金がおりまして、そして、壁と天井はそのまま直さなかったため、かなり儲かってしまったというオチつきです。
やはり保険は大切です。

いえ、その前に一番大事なことは火事を出さないことですね、泥棒は一背負いがやっとだが火事は丸ごともって行く、とは祖母の口癖でした。
建物火災の出火原因のワースト1がコンロ火災だそうです。あとに、たばこ、放火と続きます。みなさんのご家庭の防災対策は万全ですか?
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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