ガーデニング・園芸/植物の種類と育て方

シャコバサボテンを楽しむ

庭が冬を迎える頃に窓辺を彩ってくれる、華やかなシャコバサボテンの花。今回は、このシャコバサボテンの管理ポイントをご紹介します。

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

名前の由来は甲殻類

シャコバサボテン
シャコバサボテンの花
庭が冬を迎える頃に窓辺を彩ってくれる、シャコバサボテンの花。その花の美しさとは裏腹に、名前の由来は葉のように見える茎節の形が甲殻類の「シャコ」に似ているから。シャコバサボテンとは、蝦蛄葉サボテンだったんですね。 可憐な花には、別名の「クリスマスカクタス」の方が似合っている気もします。もう一つの別名「デンマークカクタス」というのは、デンマークで改良されたシャコバサボテンの品種を指すものです。

また早春に開花するよく似た植物で、これまた甲殻類の名をつけられた「カニバサボテン(Shlumbergera russelliana)」がありますが、葉の縁にギザギザがなく丸みがあるところで見分けます。なお、イースターカクタス(Rhipsalidopsis gaertneri)は、本種とは異なる植物です。
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