「木」ってどんな植物?

樹木
草より大きく、堅く、長生きする木
『草木も眠る……』とか『草木がなびく』など、しばしば慣用句として登場する「草木」という言葉、でも草と木の違いってなんでしょう?
植物学では、「草本(そうほん)」、「木本(もくほん)」と大別されてはいますが、実際のところその境界は未だあいまいなのです。
なので、ここでは一般的に根・茎(枝)・葉を持ち、地上茎が堅くなり(木質化)、多年に渡って生育し続ける植物、ということで捉えておきましょう。

この「木」という植物も、さらにその形態から「低木」と「大木」に、また「常緑樹」と「落葉樹」にと大別されていきます。もっと詳しく見ていくと、葉の状態から常緑樹も「針葉常緑樹」と「広葉常緑樹」に、そして落葉樹も「針葉落葉樹」と「広葉落葉樹」とに分類されていきます。

さて、この「木」を庭に植えることで、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。庭に植えるのが草花だけでは、いけないのでしょうか?次項から詳しくお話しましょう。

木の役割

木々
木々のもたらす豊かさは、はかりしれない
「木は二酸化炭素を吸って酸素を出してくれるので、大切にしなければ……」という話を聞いたことがある方、多いのではないでしょうか。でも、夜はその逆に「木も酸素を吸って二酸化炭素をだしている」という事実は、あまり取りあげられてはいないようです。(昼夜が逆の植物もあります。)
二酸化炭素と酸素の吸収・排出量は個々の植物で異なりますし、それについては専門の研究者にお任せするとして、それ以外にはどんな役割が木にあるのでしょう。

例えば、山に木が無かったら大雨が降るたびに土砂崩れがおきます。これは、しっかりと土中に張った木の根が土留めの役割をしているからです。同時にその根は雨水を蓄える、天然の貯水タンクにもなります。吸収した水分は木によって「ろ過」され、蒸散して再び雨雲を作ります。木によって「水」が循環しているんですね。 また、植物による温暖化防止の効果については、既にご承知の通りでしょう。

こういった森林の重要性というのは理解できるけど、家の庭に木を植えることもそんなに重要?という方へ、次ページで「木を植えるメリット」についてお話しましょう>>次ページへ